「自分と誰かを比べてしまう時(2)」 | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*

自分と誰かを比較すること、そのものが悪いわけではありません。
「あいつがこれだけ頑張ってるんだから、俺も励みにして頑張ろう!」
と前向きなエネルギーをもらえることだってあるからです。

でも、多くは逆に自分を貶めるような、自分が惨めで、嫌な気持ちになるような比較をしてしまうものです。
そうするとそれは自分いじめに他ならなくなります。
もし、人と自分を比べて劣等感を感じたり、嫌な気分になるとしたら・・。しんどいのが分かっていても、どうしてそんなことをしてしまうのでしょうね?そんなに自分のことが嫌いなのでしょうか。そんなに自分のことを愛せないのでしょうか。それとも、それくらい悔しいこと、辛い気持ちがあるのでしょうか。誰かと比べてしまうのを必然とし、それが決して悪いことではないとしたら、そんな自分を理解してあげるために心の声に耳を傾けてみるのはいかがでしょう。あなたの心は何を訴え、何を感じさせようとしているのでしょう?そして、本当にあなたが言いたいこと、その人たちに伝えたい事って何なのでしょうか?その心の悲鳴や苦しみに耳を傾けられたとしたら、きっと自分自身を許し、抱きしめてあげたくなるはずです。だって、そんなに悪い事はしていないはずだから。
心の処方箋