「許し」とは私達カウンセラー/セラピスト/トレーナーにとっては「癒し」を作るための、とても大切な概念。
しかし、なかなか理解しにくく、実践も難しい、勇気のいる選択でもあります。
しかし、そもそも「許し」とは何なのでしょう?
許しとは、大きく二つの意味があります。一つは、「もう私を裏切った彼のことを許そうと思うの」や「あんなこと言うなんて、もう許せない!」という意味での“人を許す”という意味。ただし、この“人”には、“自分”も含まれます。そして、もう一つは、禁止しているものを許すという意味のもの。例えば「ダイエットを頑張ろうとずっと禁止してきたケーキ、今日だけはご褒美としてOKなの」とか「もう自分を責めるのは辞めて幸せになることを自分に許そうと思うの」という意味の許しです。実は深いところでは繋がっているものなのですが、感覚的にはちょっと違うもののように感じますよね。こういう仕事をしていると「やはり浮気した旦那のことは許さなければなりませんか?」とか「いつもミスばかりしてる従業員を許してばかりいたら仕事にならないよ」とか、そういう疑問や質問を頂くことがとても多いんです。確かにその通りですよね。浮気されて傷ついた心がまだしくしくと痛むのであれば、旦那を許すというのは、「全部我慢して一人で背負う」ような気がします。だから、「私ばかりが損。彼は何も謝らないのに許されるなんてズルイ」と感じます。ミスばかりして迷惑千万な従業員に振り回されているのであれば、彼を許すというのは、「怠惰なこと、結果を出さなくてもいいことを内外に示すようなもの」と感じます。それは無理のないことだと思います。そこで「だからこそ、許しが必要なんです!」と声高に主張するつもりはありません。心に強く引っかかっている感情(痛み)がまだまだ強いことがよく分かるからです。ここで大切なことは、許しが目標になってはいけない、ということです。許すために許すのではない、ということなんです。約束を守れない従業員をお咎めなく無罪放免することが許しなのではないんです。許しは一つの「道具」「ツール」「手段」「メソッド」なのです。東京から大阪に向かうのに新幹線を使うとすれば、その新幹線が「許し」なのです。大切なことは、その『目的』。何のために許すのか?ということ、すなわち、上の例では大阪に相当するものは何?ということなんです。例えば、夫婦の幸せのため、従業員の幸福のため、家族の笑顔と喜びのため、会社の業績のため、なのです。もちろん、この夫婦や家族、従業員、会社には「あなた自身」も含まれます。自分さえ我慢して周りが笑顔ならば、は許しではありません。“犠牲”といいます。「許していない状態」というのは、心に痛みやわだかまり、怒り、不安、怖れ、恨み、憎しみ、罪悪感、絶望、孤独、無力感、嫉妬、競争心などの感情を“持ち続けること”を意味します。そのネガティブで、重たく、痛い感情を今後ずっと持ち続けるということなんです。(それを復讐心といいます)それもまた辛いし、痛いし、しんどいし、何よりも、楽しみ、笑顔、喜びが消えてしまいますよね。そんな状況から抜け出して、笑顔を取り戻し、心を軽くし、そして、喜びを感じられる自分になる、そんな“目標”に向かうために「許し」というツールがあるんです。だから、許すためには「目標」がなければ始まらないのです。品川駅から闇雲に新幹線に飛び乗ったとしても、意味がないんです。そんな「許し」をテーマにした4時間ワークショップを東京、名古屋、大阪で開催します(福岡はもう終わってしまいました・・・)。下記日程にて皆様をお待ちしています。もし、ご都合よろしければ、ぜひ、足をお運びください。【心理学ワークショップ】テーマ:『許しの心理学~心のリミッターを外し、自分がもっと自由に解放される日~』講師:根本裕幸料金:¥5,250(このワークショップは2本立てになっています。両方に参加されますと¥7,350とお得です。詳しくはこちらのワークショップのページを参照ください。)※お申し込みはこちらの受付フォームからどうぞ!<東京>日時:2008/7/20(日)13:30~17:30会場:五反田・ゆうぽうと 詳しい案内はこちら>>><名古屋>日時:2008/7/26(土)13:30~17:30会場:金山・名古屋都市センター 詳しい案内はこちら>>><大阪>日時:2008/8/24(日)13:30~17:30会場:江坂・ホテルパークサイド 詳しい案内はこちら>>>