根本の不安 | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

いよいよ、名古屋の感謝祭まであと二日。
前日入りします!と息巻いていた大門が方向音痴だったとは・・・。

言われてみれば、彼女の住んでいる街からカウンセリングルームのある江坂まで
「どうやってくるの?」「車」「高速?」「そうやで」「遠くて大変やな」「そうや。だって、あたしな、道一つ間違えたらもう終わりやねん。どう頑張ったって辿りつかれへんからな、必死やねんで」
という会話を交わしたことがあった。そう、確かにそんな話をした。
いつも新しい会場でワークや講座をするときは必死らしいが、それでも彼女は元気に逞しく、男らしく生きているのでかなり尊敬している。

「どこに居るの?」「え?一宮?なんでそんなところにいるの?」「分からんけど、誰か迎えに来てぇ~」という電話が朝かかってこないことを祈るばかりである。後は美希ちゃん頼む・・・。しかし、うちの女性カウンセラーは、私の妻も含めて本当に方向音痴が多い。ついでに言えば遅刻の常連も多い。その辺はかなりウチナータイム(沖縄人の時間感覚)に近いものがあると思う。待ち合わせに全員揃って無くても、基本的にあまり心配しないからだ。「先、行っとくな~」「うん、分からんかったら迎えに来てな~」という会話は、この10年に数万回は交わしてるんじゃないかと思う。そう、私はけっこう時間に正確である。むしろ、待ち合わせ時間の30分前に到着し、あれこれ付近を見て回っているうちに待ち合わせ時間をオーバーしてた、ということもあるくらい早く着く。そして、方向感覚も抜群であると自画自賛している。よって初めての場所に行く時も、地図を頭に入れて、感覚で歩くのを楽しみとしている。ここを行った方が近道なんでないかい?なんて冒険も大好きなので、行き先が定められているツアー旅行(団体旅行)は性に合わない。だから、碁盤の目ではなく、道が複雑に入り組んでいる東京の街は非常に冒険のしがいがあって好きである。「おぉ~、ここをこう行ったらここに出るのか!」は非常に感動を伴う発見である。ところが、そんな私にも不安はある。それは、とても大事なものを、ポロっと忘れる癖である。実は、先月は名古屋で1DAYワークを開催させていただいたのだが、そのとき、とても大切な“歌詠みファイル”をコロッと忘れていた。これが無いと個人セッションがままならない、という大切なブツである。そのミスのせいで、大切な地元スタッフの一人は休日ダイヤにやきもきしながら自宅まで帰り、代わりのファイルを持ってこなければならなかった。今回私は色々と重要なものを大阪から名古屋に持参する役目を仰せつかる予定である。それを忘れたら、受付ができない、という代物である。他にも会場の使用許可証(実は以前忘れた事がある)、クイズ大会の景品(実はこれも自宅に忘れて取りに帰ったことがある)など、大切なものをもって行かなければならない。忘れたら・・・怖い・・・考えたくない・・・。そもそも耳と声があれば何とかなる仕事をしているせいか、こうした事務的作業(作業???)が非常に苦手なのであるが、無事、大事な荷物を持っていけるか・・・やはり、非常に不安である。無事、感謝祭がオープンできたら、根本がちゃんと仕事をしたんだ・・・と心の中で賞賛していただきたい。そんな名古屋感謝祭もあと2日。間もなく満席になるかも・・・というくらいの勢いでお申込を頂いていて、非常に、気合が入る。