「誰かに怒っているとき(2)」 | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*

怒りはとても強いパワーを持つもの。
だから、その感情に振り回されないようにするだけでエネルギーを相当消耗します。
気を抜くと自分を見失ってしまいそうになることもあるでしょう。
ひとたびその怒りが自分に向くと、とても鋭い刃となって心をズタズタに破壊してしまいます。特にいい人をしていたり、きちんとしようと自立(自律)している分だけ、他者への怒りが自己攻撃になってしまうことも少なくありません。辛いこと、酷い事件にあったとき、相手に対して怒るよりも、そんな目に合った自分を責めてしまうことだって少なくないのです。だとしたら、自分が怒りを感じること、怒りを持つことを許すこと、それが今必要な事かもしれません。今までしてきたように、何とかしようとするのではなく、無理に鎮めようとするのではなく、「怒ってもいいんだ」というメッセージを自分に贈ってあげましょう。ただ、それだけで、いいんだと。
心の処方箋