「恐怖心から前に進めないとき」 | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*

何か目標があって、そこに行きたいと思っても、強すぎる怖れが壁になって、なかなか前に進めなくなる事ってありますよね。
勇気が必要と分かっていても、心が頑なに前進を拒否することだってあります。
進めない自分に嫌気がさして、すごく自分を責めてしまうこともあります。
でも、そこで気付いて欲しいことが一つあります。それくらいあなたに恐怖を感じさせるもの・・・それってどれくらいあなたにとって重要で、大切で、素晴らしいものなのでしょうか?大きな夢だったり、かねてからの目標だったり、自分にとって小さくないものに相対するとき、心は非常な恐怖心を抱えます。どうでもいい子に告白するときよりも、大好きな人に告白するときの方が怖いのと同じです。つまり、恐怖心が強くて前に進めないと感じたら、同時に、それくらい、その目標物が自分にとって大切で、重要で、貴重なものであることを思い出してください。そして、改めて自分と会話していきます。自分がどうしてもそこに行きたいこと、それが本当に必要としていること、様々な角度から自分自身を“説得”してみるのです。怖がっている自分と、その夢を本当に手に入れたい自分と向き合うのです。でも、戦争ではないので、攻撃する必要はありません。両方の思いを抱き、両方の思いを理解して、受け入れ、許していくのです。その情熱が“勇気”を作り出してくれます。もし、あなた一人の力では難しければ、勇気を出して、あなたを支えてくれる人、あなたの味方になってくれる人に助けを求めてみてはいかがでしょう?まず、自分に許してあげたい勇気はこの助けを求めることかもしれませんね。そして、味方を得たら、驚くほど、怖れが軽くなっていることが分かるでしょう。実際に向き合い、前進するのは自分自身でも、そこに誰かの援助を感じられたら、すごく心は軽くなります。一人で足りなければ二人、二人でまだ足りなければ三人と、味方を増やしていってもいいのです。そして、そのみんなからのエネルギー(思い)を胸に、一歩踏み出すのです。
心の処方箋