暑~い真夏の最中だというのに、オープンカフェが好きである。明るく、眩しい光が溢れんばかりに降り注いでいると、汗をかくと分かっているのにテラス席を確保してしまう。しかし、午前中はまだ風が爽やかで、空気もまだ熱を十分に帯びてはいないので、パラソルの下は意外に涼しく、風がとても気持ちよく感じられるのである。
だから、案外快適で、過ごしやすいことも少なくない。もちろん、エアコンがガンガンに効いている室内よりも体にも良い。特に、ちょっとパラソルから漏れてくる夏の太陽を浴びながら、ボーっと飲み物などで喉を潤していると、体がふわっと軽くなってリラックスしていくのが良く分かる。この後どこに行こうか?何を楽しもうか?とイメージを膨らませていると、自然と仕事の疲れも癒えていくのである。さて、そんなオープンカフェでも僕にとってもっとも理想なのは、そのオープンなカフェが海のすぐ近くにあること。もちろん、夏限定の海の家などではなく、春や秋、時には真冬でも楽しめるカフェが素晴らしい。仮にそんなカフェが自宅の近くにあれば「根本を探すならば、そこに行け」と言われるくらい通い詰める自信がある。ただ、実際そうなると、カフェ通いにより破産することになりかねないので、当分の間は海の近くには住めそうもない。ただ、遥かなる将来の夢の一つではある。

そんな僕の理想にとても近いのが、ここ、福岡は百道浜にあるカフェ、マンマ・ミーアである。ここはボーっと海と空を眺めるのに適しているだけでなく、料理もうまい。(写真は特製タコライス)ここからはすぐに浜に出て、海に飛び込めるのだが、実際に泳がなくても、風は潮の香りを運んでくるし、空は限りなく広いし、かつ、波音は耳にも心にも気持ちよい。初めて訪れた時から虜になり、かなりの確率でここに来ているのであるが、それは泳げないシーズンの方が多いくらいである。今回はここから少し離れた天神から都市高速を突っ走る路線バスに乗り込んでやってきた。始めは天気が怪しく、雷も鳴っていたのだが、徐々に空は明るくなり、晴れ間も、入道雲もきれいに姿を現していた。そして、そんな日差しにちょっと身を預けながら、ゆる~い時間を堪能したのだった。