「新しい1年の目標を立ててみる」 | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*

年が改まると、気分一新、変化を求めて「1年の目標」を立てたくなりますね。
そんなとき、現状への自己不満比率が高い分だけ、とっても高いハードルを立ててしまうようになるんです。
そして、1月が終わる頃にはもう挫折してしまうものです。

そんな方にお勧めなのは「気分の目標」。感情や感覚って頑張って何とかできるわけではなく、むしろ、いかに力を抜くか、いかに頑張らないか、で決まってくるんですね。こんな気分で過ごしたいなあ・・・こんな感覚を味わっていたいなあ・・・そんな感覚を5~10個ほど、探してみましょう。具体的になればなるほどいいんです。例えば「南の島のビーチで寝そべりながら空と海をボーっと眺めて、うーーーん!!と伸びをしているような気分」とか「かねてから懸念だった問題がすっかり解決して『やった!俺、偉い!!』と万歳三唱している気分」とか「まわりの友達が皆笑顔でニコニコしていて、つい、自分も釣られてニコニコしてしまうような感覚」とか。そういう気分的目標を書き溜めておいて、常に見える場所、手帳の1ページ目、パソコンのデスクトップ、札入れに付箋で貼っておくなどに置いておきましょう。肝心なのは、その気分的目標を達成するために具体的な試みはしない、ということ。感覚が連れて行ってくれる世界をぜひ、堪能してみて欲しいんです。もちろん、古くなったらその目標は書き換え、書き加えしてくださいね。1年後、その付箋がどんな表現になっているのか、楽しみですね(^^)
心の処方箋