「相手の重荷になるんじゃないかと思ったとき」 | ◆根本裕幸

◆根本裕幸

恋愛や結婚、性などのパートナーシップ・家族に関する問題からビジネス、対人関係、健康・病気・死など幅広いジャンルを扱う。感情・感覚をフルに使った“目からウロコ”な心理分析や、じんわりと心に響くハートフルな癒しには定評がある。

*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*


相手の重荷になるんじゃないか?と思うとき、既に相手に気を使い、気持ちを溜め込み、そして、我慢や犠牲が始まっているのかもしれません。
好きな人に嫌われたくない、迷惑をかけたくない、好きでいて欲しい、そんな気持ちが生み出すその感覚は、そのウラにある「私は愛されない」「自分はいい女(男)ではない」という観念、自信のなさが作り出すものかもしれません。

本来“気持ち”に重みはないんです。0グラムです。
でも、それを溜め込むとどんどん重くなります。
不安や怖れといったネガティブな感情をミックスさせると、さらに重たくなっていきます。
例えば、恋愛で、彼に会いたいな、と思ったとき、自信のなさから「あんまりしつこく言ったら重たく思われるんじゃないか?」なんて感じてしまうと、もう気持ちは溜め込まれていきます。そして、気を使い、顔色を伺い、気配を読み、彼の心理パターンを考え、そして、文章を何度も推敲し、そして、えいやっ!と送ります。もうこの時点でかなり重量が増えてます。「会いたいな~、今度いつ会えるの?あ、でも、忙しいからダメならダメって言ってくれてもOKね」と会いたいと思ったら1分以内に送信します。「ごめん。今週は無理やねん」という返事がかえってきたら、「残念!でも、またチャレンジしますわ!楽しみにしててね~」なんて軽く返します。彼に「無理やねん」という断りのメッセージを言わせないようにするのではなく、言いやすくすることが「重たくならない」秘訣なんです。断られることが怖いと、Noにショックを受けます。でも、それは“あなたのことが嫌いだから”ではなく“用事があるから”のことがほとんどのはず。でも、自信がないと“わたしではやっぱりダメなんだわ”と思ってしまうのです。これは大きな罠です。軽く済ませられる気持ちの範囲のうちに、行動を起こすこと。そうでないと、物事はどんどん深刻になってしまいます。分かってても難しいので、次のことを心がけてください。・彼からどれだけ愛されているか、を受け取りましょう。・自分の長所、魅力を受け取りましょう。「ない」と決めたら「ない」ですから、「ある」と思って受け取りましょう。このジャンルでの勘違いは幸せにしか向かいませんから、大丈夫。それでも不安と言う場合は、さらに内面を見つめていくほうが大事かも。カウンセリングも考えてみてくださいね。
心の処方箋