*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*
愛する人にはもちろん、誰かにとって自分が特別な存在でありたいと思うのは、私達みんなに共通する、一つの思い、欲求でしょう。
しかし、その思いばかりが強まると、逆に周りの人からは重たがられ、煙たがられ、うまく行かなくなることが少なくありません。
もし、あなたの心の中にこの欲求が強いとすれば、「私は誰かに愛されていなかった」という強い思いがまだ心の中に渦巻いているのかもしれません。それは客観的にはとても愛されている状況にあったとしても、やはり感じられるもの。なぜかというと、私達の欲求には再現はなく、どれだけ愛されたとしても、そこに受容と感謝がなければ、もっともっと、と求めてしまうのです。だから、あなたが「誰かに愛されたい」という思いが「愛したい」という思いを上回っている間は、この葛藤にずっと苦しめられることになるでしょう。テクニックに走ったり、感情的に相手を制御しようとしたり、ますます裏目にでる行動を重ねてしまうかもしれません。誰かから特別な存在として見られる人。それはどんな人なのでしょうか?逆にあなたはどんな人物ならば、特別な存在としてその人を感じることができるでしょう?それは、きっとあなたことを大切に扱ってくれる人ではないでしょうか。ちょっとした気遣いがあり、ぶっきらぼうでも愛情を感じ、また、いつも見ていてくれる、という存在。なかなか会えなくても、その思いが心地よく伝わってくる存在。だとすれば、今日はあなたが誰かを大切に、特別な存在として扱ってあげることにしてみませんか?でも、そんなことしたら、相手が重くなるのでは・・・という心配は杞憂。そんなに頑張って、無理する必要はありません。実は、あなたが誰かから特別に扱って欲しい度合いだけ、この心配も強くなります。だから、そういう場合はほんの少しのチャレンジで十分。例えば、「こんにちは」とにっこり挨拶をしてあげるだけでもいいんです。自分にそんな余裕はない・・・と感じる場合。ならば、余裕を作るために、誰かを少しだけ大切にしてみましょう。いっぱいいっぱいで余裕がないときに、誰かに何かをしてもらったとしても、受け入れるスペース(余地)は心に残されていません。だから、誰かに与えることで心地よいスペースを心の中に作ることができるのです。そのためにちょっと今日は顔をあげて、いつもより、ほんの少しだけ、あなたの周りの人を大切に扱ってみませんか。