*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*
夢や希望が与えてくれるものは、情熱や喜び、楽しみだけではありません。
生きる目的や気力はもちろん、世界観を広げ、内側から湧き上がる強いエネルギーを導いてくれるものです。
逆に言えば、夢や希望がなくなったとき、生きる意味すら見失ってしまうのではないでしょうか?
さて、あなたが夢や希望を持ちたいと願うとき、大切なことは“論理性”を排除することです。大人になればなるほど、「したいこと」よりも「できること」、つまり、「願望」よりも「現実性(実現可能性)」に重きを置きたくなるものです。でも、出来そうなことを夢に持ったとして、それが叶えられたとしても果たしてどれくらい喜びを爆発させられることでしょう?嬉しい!とか、ドキドキ感よりも、「ホッとした」「安心した」といった感覚の方が強くなるのではないでしょうか?もちろん、それが悪いわけではありません。遠い夢や希望ばかりでも日常に充足感はありません。すなわち、実現可能性の高い希望というのは、私達の日々に厚みをもたらしてくれるものでもあるのです。でも、本当の希望や夢とは、あなたがワクワク、どきどきするものであり、怖れを感じるものであり、でも、いいなあ・・・とうっとりしたり、よっしゃ!と気合が入ったりするものなのです。これは子ども達にとってはごく自然なものでも、心の傷を重ねて大人になった我々にとっては、希望を持つこと自体が大きなチャレンジになることすらあるくらい、難しいものとも言えます。なぜかといえば、ついどこかに「無難に普通に」とか「失敗した事を想定すれば、安定路線がいいに決まってる」とか保守的なもの、すなわち、大人になるにつれて、人生が守りに入ってしまうからなんです。では、どうしたら希望や夢を持つことができるのでしょう?一つは「好き」、いや、「大好き!」と思えるものを探し、増やしていくことです。昔、好きな人に告白するとき、すごくドキドキしませんでしたか?好きなものとドキドキ感、ワクワク感は非常に強い繋がりを持ったきょうだいのようなもの。だから、あなたが「好き」と感じるものに触れれば、やがては希望や夢が自然と膨らんでくるものでもあるんです。もう一つは「許し」。夢や希望を持つことを自分に許してあげるんです。私達は小さい頃から、親や周りの人から夢や希望を禁止されることが少なくありませんでした。当時は夢や希望だと思っていなかったことだけれど、大人になっていくうちに自分で否定してしまったものもあります。すなわち、「禁止」されてる状態なのです。この禁止を解いてあげる事、これが許しのプロセスです。自分が夢を持ち、希望に満ち、ワクワクしている状態・・・イメージできますか?顔が紅潮し、ついエキサイトしてしまい、それと同時に心地よいプレッシャーを感じている状態・・・想像してみてください。このイメージが許しのプロセスを一つずつ進めてくれる方法なのです。それでもなかなか難しい場合には、あなたの幼少時代を思い出してみてください。子どもの頃好きだったものがあれば、それに触れてみるといいかもしれません。きっとその感覚、ワクワクする感覚を取り戻すことができるようになっていきます。それでも難しい場合・・・もしかしたら、あなたは今、とても辛い状況にあるか、過去にそういう経験をして心を閉ざしてしまっているのかもしれません。その場合は、まずは心を解し、その扉を開ける準備から始める必要があるんです。自分を癒す、解放する・・・そんなテーマに興味はもてませんか?一人では難しく、誰かの助けが必要・・・そんな風に思ってみることが、まずは始まりかもしれません。