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(。´・ω・)。´_ _))ペコ
化学物質過敏症は治るという話を少し。
元々私は自分が正しいとまでは言い切れないと公言していますが正解に近いと思われる事を書きます。
大別すると患者は2種類にわかれます。
1:臭いで症状が出るだけの患者
2:1と同じだが食事、飲料を受け付けなくなる患者
1のパターンが私が知る中で治りやすいと思います。
元々化学物質過敏症というのは1の事なんですね。
なので解毒と化学物質に曝露されない様にしてれば元に戻るというのが治療法となります。
2のパターンは後から追加された4大要素の「内分泌物質の乱れ」によりグルタチオン等が分泌されなくなって分解、解毒が出来ずに素通りしてしまい症状が起こる。
その為脳が危険物と判断するというエラーが起こります、この時点で改善しないと次々と拒否してしまう可能性大です。
食品も飲料も人体にとっては異物です、それなりの処理(つまり肝臓などで分解とか)をしないと脳に直接送られてしまうので危険だと脳の判定がやたらと厳しくなります。
有機栽培なら食べられるという事で切り替えて現状維持するのが普通ですが・・・実はこれは脳からの重大な警告です。
有機栽培に変えても分解処理しないといつか無農薬に、さらに悪化すると食べられる物がどんどん減っていきます。
現状維持なんて事は許されないのですね、この状況から脱却していかないと密かに状況が悪化する事が多いとおもわれます。
こうなると化学物質過敏症を治すのが非常に難しくなります。
薬も元々ある程度分解される事を見越して作られているので素通りだと拒否されます。
薬物過敏症等併発する事も少なくない、むしろそうなって当然だと言えます。
2のパターンが如何に厳しいか分かると思いますね。
最近タチオン注射は化学物質過敏症に効果あるという事になってきている様です、薬大嫌いの宮田先生も進める場合もありました。
「たとえ症状が出ても3か月は続けなさい、それでダメならビタミンcしかない」とまで言ったと患者から聞いてますし私も同意見です。
東北大附属病院で重症な患者が親知らずの治療の時麻酔が怖いので診察中に歯科医と麻酔科の方と電話で話したのですが
「タチオンは化学物質過敏症の薬、エビデンス(信頼性)があるのでキシロカインを注射して抜歯してからタチオン点滴をするつもりです」
と言ってきたので「タチオン点滴を先にした方が良いと思います、グルタチオンが待機している状態でキシロカイン麻酔薬を使う方がダメージが少ないと思います」と返答したのですが納得した様でした。
医療従事者じゃない私の意見を聞いてくれたのには驚きましたがそれだけタチオンには信頼性があると考えてると思いました。
コロナ禍で先送りのままになってますが実際抜歯したらどうなるか注目しています。
長くなりましたが化学物質過敏症はタイプによって治療の難易度が変わるという見解でした。
もちろんどのタイプでも治る事は不可解では無いがタイプ2の方が厳しいと私は考えています。
解毒と化学物質の摂取、曝露を減らすという考えは同じですね。