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製鉄所の水路に「赤い処理水」流出、3キロ先の川まで水が変色…魚が大量死
2022/06/23 08:07
千葉県は22日、君津市の日本製鉄東日本製鉄所君津地区の南側水路と、水路と合流する小糸川などで水が変色し、多数の魚が死んだと発表した。
県などによると、同製鉄所君津地区から19日、「敷地内でタンクが破損し、赤色の処理水が漏れ出した」と報告があった。
タンク内に貯蔵していたコークス炉から発生するガスの洗浄液約3000立方メートルが流出したという。
水路から約3キロ・メートル先の小糸川まで水が変色した。
県は、水路や小糸川などで水を採取し、分析を進めており、安全が確認されるまで付近で釣った魚を食べないよう呼びかけている。
小糸川沿いに住む男性(75)は「20日に川の水が赤くなってクロダイやスズキなどが大量に死んでいたことに気づいた。22日は変色はなくなったが、釣りを楽しむ人もおり、有毒物質が出なければいいが」と話した。