・https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/730d82671cdf8b4c732575a1c3d33291?fbclid=IwAR0Omy3t2-x_iOMK7rhZpQ96v0PuGZU8atFgyqkD2YSO85jSUB9UbZERgbc
“コーヒーフレッシュ” の危険性を、開発者自身が警告!
先日のことである、ある友人と品川の喫茶店、ルノアールで会った。
そのとき彼はコーヒーを注文し、わたしはレモンティーを頼んだ。
ウェイトレスが、注文品をテーブルに置いていくと、コーヒーといっしょに運ばれてきた小型のバスケットから、友人はほとんど自動的に “コーヒーフレッシュ” を取って開けようとした。
わたしは手を出して彼を制し、こう言った。「それはやめたほうがいいですよ。その中身が何だか知っていますか?」
あまりにも身近な盲点!
この問題はわたしにとっては4年ほど前にすでに解決済みなのだが、この問題を知らずに、習慣的かつ自動的に “コーヒーフレッシュ” なるものをコーヒーに入れてから飲み始めるひとが、わたしの友人を含めて未だに非常に多い。
先月地元のスタバでは、サラリーマン風の中年男が帰りがけに “コーヒーフレッシュ” を5,6個わしづかみにして出て行くのを目撃した。家で使うのだろうか。
引用元: http://toyokeizai.net/articles/-/48585
B郞(40代)はこの秋の昇格人事で部長になった。
働かない上司のA男(50代)に気配りしつつ、激務をこなしているのだから当然だ。
それなのに妻のC美(30代)には「もう少し家庭に目を向けてよ」と不満をぶつけられる。
戦う男は体調とメンタルをつねに万全にしておかねばならない。
そこで「1日に必要な野菜が取れる」野菜ジュースを飲むようになった。
息抜きのコーヒーは、ブラックだと胃に悪い気がするので必ずコーヒーフレッシュを入れる……。
消費者はもうちょっと疑問を持って!
安部 司(あべ・つかさ)
1951年福岡県生まれ。
山口大学文理学部化学科卒。
総合商社食品課に勤務後、無添加食品の開発・推進、伝統食品や有機農産物の販売促進などに携わり、現在に至る。
熊本県有機農業研究会JAS判定員。経済産業省水質第1種公害防止管理者。
工業所有権 食品製造特許4件取得。
食品添加物の現状、食生活の危機を訴えた『食品の裏側』は60万部を突破するベストセラーとなる。そのほか、『食品の裏側2 実態編』『なにを食べたらいいの?』などの著書がある。
コーヒーフレッシュは 「ミルク」 ではない
コーヒーフレッシュは何でできている?
安部さんは食品メーカーと一緒に、まさにこの “コーヒーフレッシュ” を開発していた。
「コーヒーフレッシュは何からできているでしょうか」 と講演で質問すると、ほとんどの人が 「ミルク 」や 「生クリーム」 と答える。
「そんなものは入っていない。植物油と水と食品添加物からできています」 と、作り方を教えると一様に驚くという。
まず植物油と水を混ぜる。
水と油は分離するので 乳化剤 を入れる。
すると混ざって白く濁る。
さらに、とろみをつけるために 増粘多糖類(一括表示)を入れて、カラメル色素 で薄く茶色にすると、いかにもクリームのようになる。
そこにミルクの香料 (一括表示)を入れて、日持ちをさせるためにpH調整剤(一括表示)を入れて出来上がり。
ちなみに “乳化” とは、英語で “emulsion” エマルジョン といい、“乳(milk)” の意味は皆無である。
日本語の “乳化” とは、単に見た目と感触がミルクのようになるというだけのことで、成分が “ミルク化” するわけではない。