この頃、多くの消費者とその周辺の市民が著しい被害を訴え始めた製品に香料つきの柔軟剤があります。
被害者は、香りが苦しい、香りを薄くしてくれ、香りのない製品にしてくれ、香りが毒だ、と言っていますが、調べてみると香りが長く続くことをセールスポイントにしてあり、香料を長持ちさせる製造方法としてイソシアネート利用のマイクロカプセルやシクロデキストリン・イソシアネートポリマ-徐放剤を利用していることが文献資料と輸入した直読式分析器(NIOSHやAIHceで推薦のハネウェル社新製品)での検査で確認されました。
消臭ジェルにもイソシアネートを基剤に使っているとの文献がありました。 マイクロカプセルや包接剤などの徐放技術は一般にはイソシアネートでなくても作成できますが、柔軟剤のように洗濯機での使用中や乾燥、着用で取れ落ちては効果がありませんから、強く接着する性質もあるように、イソシアネートが便利なのでしょう。
植物成長促進剤にマイクロカプセルで効率を高める製品無害化にイソシアネート以外のポリマー原料を使用する製品特許の実験結果として、イソシアネートで作成したマイクロカプセルおよびイソシアネートを含むであろう一般市販製品で苗の生育を較べた所、イソシアネートを含まない特許製品使用および何も使用しない場合には苗は故障なく育ちましたが、イソシアネートで試作したものおよび市販成長量促進剤を使用した場合には苗の生育異常や奇形が多発した実験結果が示されています。
柔軟剤香料や植物成長促進農薬に限らず、目的成分の効果を持続されるために、イソシアネートを利用した徐放技術は最先端の製品開発技術として、広範な種類の製品に流行しています。
しかも、イソシアネートの分析が困難で、毒性がある状態で製品になっているかどうかの確かめが不十分なのです。
日本において可能な分析技術が普及していませんから。
感度が悪い分析方法だったり、全種類のイソシアネートが検出できない方法だったり、2分子いじょうの形態のイソシアネートは検出できない方法だったりして、高価で精密な分析技術でも日本では有害なイソシアネートがあるかどうかさえ分析で確かめられないのです。
実用的で有害なイソシアネートの有無が確かめられる定評ある簡便な分析器の輸入、または国内開発品の普及で、環境の安全性を確かめ、環境無害化対策をすることが急務です。
イソシアネートはアレルギー毒性で、毎日扱う作業者でも、数年たってから免疫的な反応が現れることも少なくないものです。
既にかなりの日本人がイソシアネートを含む空気で、それとは知らずに、香り成分だとか単なる農薬だとか言いながら、重症になって働くことも出来ず、理解ある医療も受けられずに苦しんでいます。
子供たちの喘息患者も増え続けています。
このままでは、日本人は、武力によらずとも間もなく滅亡するでしょう。
化学物質を売って儲け、病気になれば医薬品で儲け、医療保険で儲ける対象から逃れるには、私たち市民が、科学的な知識や情報を獲得することが必要なのです。
高木仁三郎市民科学基金の役割が大きい時代になりました。
お力添え有難うございました。
runより:資料提供して頂いたvoc研究会津谷様、森上様、有難う御座いました((。´・ω・)。´_ _))ペコ
「最近イソシアネート色強くね?」と思うかもしれないですがイソシアネートが黒幕化学物質だと数年前から考えていたからです。
詳しくはまた記事にしますがオンラインでの遠隔診断で化学物質過敏症の診断が出来る様になりました。
その先生もイソシアネート黒幕説なのでイソシアネートは怖いと理解して頂きたいと思います。
近くの病院で診断されてグルタチオン点滴(ほぼ100%)やPAM注射(有機リンの特効薬)も可能になります。