化学物質過敏症の原因物質にはどのようなものがありますか? | 化学物質過敏症 runのブログ

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化学物質過敏症の原因物質にはどのようなものがありますか?

化学物質過敏症には特効薬がないのが最大の問題で、とにかく症状を軽減させるためには化学物質に近づかない、晒されないことが原始的な方法ですが大変重要なことです。そ

の意味では、原因物質がどのようなものでどのような製品に用いられているかしっかり理解する必要があるのです。

化学物質過敏症の原因物質(カッコ内はそれが用いられている製品一覧)
ホルムアルデヒド(接着剤・塗料・溶剤)
p-ジクロロベンゼン(防虫剤)
フェノール、クレゾール(防腐剤・消毒薬)
トルエン、エチルベンゼン、キシレン(合成樹脂・合成繊維・医薬品・火薬・塗料)
化学物質過敏症の原因となる有機溶剤や、有機溶剤を含む工業薬品
接着剤(ゴム系、ポリウレタン、塩化ビニール樹脂の接着剤)
工業用油剤(金属表面処理用、農業用、ドライクリーニング用)
繊維用油剤(紡績用・編織用)
殺菌剤(アルコール含有、クレゾール殺菌剤、アセトン含有)
塗料(ワニス類、油性下地塗料、ラッカー類、シーラー類、絶縁用ワニス類、リムーバ、ペイント類、シンナー類など)

こうした原因物質を避けていても、許容量は個人によって異なりますので、避けていたとしても残念ながら発症してしまった場合は、早めに病院にいって診察を受けることをお勧めします。最

近の病院にはシックハウス診療科のように化学物質過敏症に悩む患者の方を対象とした健康障害の診断や環境改善の指導を行うお医者さんがいますので、そのような病院を見つけましょう。

 

最後に

 

化学物質過敏症は身の回りに存在する物質によって発症する病気ですから、完全に除去することはなかなか難しいかもしれませんが、原因物質を理解しておくだけでも、発症の防止・症状の軽減には非常に有益であると考えます。