Ⅹ.次の段階
このレビュウを指揮しながら、EPAは、TSCAセクション4,5,6,および8での取り締まり、その他の連邦政府との共同活動、および上述のような自発的活動を含むたくさんの可能性ある活動を考えた。
EPAのTDIとそれに関係あるポリイソシアネートのふるい分け程度のレビュー(Appendix,1)に基づいて、EPAは次のようにする;
1.(A)SCAセクション5(a)(2)のもとで、新しく使う消費者製品中の硬化していないTDIとそれに関するポリイソシアネート類使用を設計する重要使用規則という規則を作り始める。
Ⅵ.で示したように、仕様と代替え要約、工業メンバーは硬化しないTDIは消費者用製品では使われないと声明している。
1.(B)しかしもし、提案されたSNURに消費者用製品に硬化しないTDIが使用されていることを指摘する公開のコメントがあれば、新しく使い始めたわけではないので、EPAは1年以内にそのような使用を自発的になくすような開発を工業と一緒に働くことを考えよう。
1.(C)もし自発的に使用をやめることに同意しなければ、あるいは完全には同意しなければ、EPAはTSCAセクション4にのっとって、消費者製品中のTDIとその関連ポリイソシアルートルイの暴露を調査研究するような規則作りを考えはじめよう。
2.大きな良い効果を主張するならば、TSCAセクション8©にのっとって確認するためのテータ要求、そして と、適切な非公開の健康と安全の研究を前もって報告することについてのTSCAセクション8(d)の規則の適用を発布する。
3.硬化しないTDIを使うような代表的な場所での暴露観察研究を要求するためにTSCAセクション4にのっとった試験規則を考え始める。
4.一般市民が暴露されるような場所で硬化しないTDI製品を通常の商売で使うためにTSCAセクション6にのっとった規則作りを考え始める。
5.規定された或はまたは自発的な活動で、消費者製品の中に硬化しない形で存在しそうな付加的なジイソシアネート類とそれに関係あるポリイソシアネートを鑑定することを考える。
付録 1.
付録2―TDIの規制と暴露限界
EPA. EPAの積算リスク情報システム(IRIS)プログラムはTDIの指針値(RfC)を、職業的に暴露された人々が肺機能(FEV1)の慢性的な低下を起こす限界から、7x10-5mg/m3とした(EPA,1995)。
OSHA. OSHAはジイソシアネートの危険性を、一般工業、造船所、建設工業の作業所における基準値および許容限界で示した。
OHSHのTDIモノマーの許容限界(29CFR1910.1000)は、天井値で0.140mg/m3(0.02ppm)である。OSHAはまた、技術的・専門的な管理で許容限界以下に下げることができないときや効果的でない時に、作業者がさらされる危険を減らすために、個人保護具(PPE)使用を命じた。
NIOSH.1996年と2006年にNIOSHはイソシアネートにさらされる作業者がある状況で死んだり喘息を起こしたりすることを防ぐため警告を発した(NIOSH,1996;NIOSH,2006)
NIOSHはまたTDIが職業的発がん物質と考え、暴露濃度を可能な限り最小に低下させるように勧告した。
ACGIH.米国政府産業衛生医学者会議(ACGIH)。TDIの皮膚過敏性を起こさないが呼吸器過敏性を起こすような閾値(TLVs)を決めた。
このことは、皮膚を通してイソシアネートが吸収される可能性に注意するようなTDIの閾値に“皮膚項目”を加えることを進められる十分な情報がないことを示唆している。
ACGIHはTDIについて、平常1日8時間で週40時間働く場合について時間荷重平均濃度(TWA)で閾値を0.036mg/m3(0.005ppm)、15分間の短時間暴露限界(STEL)を0.14mg/m3(0.02ppm)と決めた(ACGIH,2009)。
2010変更のための告示(NIC)で記したように、2011年のACGIHのTLVs(閾値)は、2,4-TDIおよび2,6-TDI(CAS584-84-9;91-08-7)について、0.005ppmであったものが0.001ppmに引き下げられた。
California,OEHHA. 2010年4月に環境健康危険性調査カリフォルニア事務所(OEHHA)は、提案したTDIの指針値(RELs)を説明している“コメントのための”素案を出した。
それは、幼児、子供などの他敏感な少数者への起こりうるさまざまな影響を配慮して修正されたものである。
CANADA.2010年12月12日にカナダは、TDIを、発がん性があり呼吸器系に影響するものと決めたアセスメントに従って、毒物リストに書き加えた。カナダ環境省は、ポリウレタンおよび他の発泡部材について、P2 公害抑制計画告示を出した。
TDIsを含む発泡しない消費者用製品を調べるために提案された活動が危険製品条例の下で展開中である。
2005年にカナダ(オンタリオ州)ではTDIについての空気質標準を新しく低くした。
(http://www.ene.gov.on.ca/envision/env_reg/er/documents/2005/airstandard/PA02E0010.pdf ).
IARC.
国際がん研究機関(IARC)はTDIを人に癌を発生させる可能性があるものの等級にした(IARC,1987b)。
runより:長い記事ばっかりたくさんあるので少々手出ししにくいです(^▽^;)