皮膚から吸収された化学物質はどうなる? | 化学物質過敏症 runのブログ

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皮膚から吸収された化学物質はどうなる?

2016/5/16
皮膚から吸収されたものは排出されにくいと言われています。

皮膚から吸収された化学物質は、10日経っても約10%ほどしか排出されないそうなんです。

経皮吸収したものは器官を通らないので、そのまま皮下脂肪に蓄積され、血液を通って子宮や脳に蓄積されてしまうという危険性があるそうです。

化学物質が口から吸収して肝臓を通った場合と比べて、皮膚を通った場合はたった約2%の分解率だそうです。

有害物質がたまるとどーなるのか?

経皮毒だけでなるわけではありませんし、もちろん個人差もあり、人それぞれなのは前提です。

私個人としては、美容師として日常的にカラー剤などを皮膚や呼吸からも吸収し、ストレスや生活習慣の乱れ、暴飲暴食も重なりこんな症状が体に現れていました。


①免疫機能が低下する

②代謝機能が低下する

③肝臓・腎臓の機能障害が起こる

④アレルギーを誘発する

⑤ホルモンバランスが乱れる

⑥そのほかさまざまな体調不良の原因となる

⑦それらの症状が重なり、うつっぽくなる
百害あって一利なし

化学物質とはいわゆる薬品です。薬品の長期使用(使用量に関わらず)は体にとって百害あって一利なし!ではないかと思っています。

今回はシャンプーのことをメインに例に書いていきましたが、 化学物質はシャンプーをはじめとする生活用品だけでなく食品からも毎日添加物が口から入ってきます。

その量は1日に1日3食、手作りのごはんを作っても(スーパーなどで売られてる一般的な安い調味料などにも添加物は含まれるため)口にする添加物はざっと60~70種類、グラムで言うと現代の日本人の食品添加物の摂取量は、約11g/日と言われています。

11gと聞くと全然大したことがないように感じてしまいますが。

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やはりたとえ微量であっても、長年体内に取り込んでいれば即座に問題はなくとも、人間の体は食べ物でできているので異変が起きても不思議はないですよね。

最近特に思うのは、アレルギーやすべての病気にも低年齢化してきているのも事実ですが、

今までは稀にしか見なかったような規格外に太ってしまっている方を男性、女性、子供も最近よく見かけます。

完全に食の影響だと思いますね。

食品添加物、化学物質も一つの要因のような気がします。

そして、それぞれ個人の許容量(体が我慢できる)の臨界ポイントを超えたときに一気にアトピー、アレルギーも発症してしまうのだと思います。

私自身アレルギーを克服したのでよく悩まれてる方からの相談を受けたりもしますが、 「どうしてなったのか原因がわからない」「医者に行ったけど治らない」、「どうしたら良いのかわからず困っている」と言われます。

食べるものでも何でも、もう添加物にいたっては完全に生活から排除してゼロにするのは至難の業とゆうくらい身近に溢れています。

ゼロにするなんて何も食べれなくなると言われる方もたくさんいると思います。


私たちも実際普通の近所のスーパーを一周して添加物の入ってないものを買おうとしたらカゴの中には何も入っておらず、本当に買いたいと思えるものはここのスーパーには無いねとなりました。

何でも厳密にするのは難しいと思います。真面目に考えすぎると生きづらくなる場合もあると思います。(もちろん病気の方は別だと思いますが)

なのでまずは知ることから始め、意識をすることが大事だと思います。そして自分でいい悪いをチョイスし、たまには良しとし。

バランスをとってあげるのがいいと思います。

そして体をいたわってあげる。

生活用品に関しては、ちゃんと表記がなされているので個々人の知識と意識によって化学物質を排除することは高い確率で可能です。

口から入れるものでの回避が難しいのであれば、せめて、石鹸・シャンプー・化粧品・洗剤などの生活用品において減らす努力を出来る範囲で少しずつ試してみるのもいいかもしれませんね。