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中国の小学校、運動場のトラックに有害物質=男児の生殖機能に問題が生じる危険も―香港紙
Record China 10月17日(土)16時10分配信

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2015年10月14日、香港紙・明報によると、中国国内の多くの学校で、運動場にあるトラックの合成樹脂製の路面にフタル酸エステル類(PAEs)という有害物質が使われている疑いがある。中国紙・参考消息(電子版)が伝えた。


中国の国営ラジオ放送・中央人民広播電台によると、江蘇省などの小学校で児童が登校後、鼻血を出したり、頭痛、じんま疹などの症状を訴えていたが、運動場の合成樹脂でできたトラックから立ち上る臭気でむせたり咳(せき)が出たりしていることと関連性が疑われている。

蘇州市の元和小学校では、9月1日にトラックを整備したばかりだが、安全性などの検査を受けないまま使われていた。

保護者からの投書をきっかけに、学校は一時閉鎖され、運動場を造り直すことになったが、同月、無錫市や南京市、常州市などでも同様の問題が次々に発生。

合成樹脂製のトラックに有害物質が含まれているか否かが記載された検査記録そのものが見つからなかったことを、無錫市の小学校の責任者が明かした。

メディアの調べでは、樹脂製トラックに関する検査基準はなく、そのことで業界も混乱が生じている。

南京林業大学の専門家は、合成樹脂製トラックを新たに建設し、1週間たっても異臭がするようなら問題のある可能性が高いとし、トルエンやキシレンによるものである疑いが強いと指摘した。

鉛塩を含む可塑剤が使われていると、児童が長期間にわたって接触した場合、血液中の鉛濃度が基準を超えることもある。

また、有毒なフタル酸エステル類を使った可塑剤は最も毒性が強く、過剰に摂取すると男子児童の成長を阻害し、生殖機能に問題が生じる危険もある。(翻訳・編集/岡田)


runより:本当に化学物質はどこにでもあるという話ですね。