学校で、いや、幼稚園でさえ、あなたがた大人は私たちに、世のなかでどうふるまうかを教えてくれます。
たとえば、
* 争いをしないこと 
* 話しあいで解決すること 
* 他人を尊重すること 
* ちらかしたら自分でかたずけること 
* ほかの生き物をむやみに傷つけないこと 
* 分かちあうこと 
* そして欲ばらないこと
 
 ならばなぜ、あなたがたは、私たちにするなということをしているんですか。 
 なぜあなたがたがこうした会議に出席しているのか、どうか忘れないでください。
そしていったい誰のためにやっているのか。
 
それはあなたがたの子ども、つまり私たちのためです。
あなたがたはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち生きていくのかを決めているんです。 
 親たちはよく「だいじょうぶ。すべてうまくいくよ」
といって子供たちをなぐさめるものです。
あるいは、「できるだけのことはしてるから」とか、
「この世の終わりじゃあるまいし」とか。
 
しかし大人たちはもうこんななぐさめの言葉さえ使うことができなくなっているようです。
おききしますが、私たち子どもの未来を真剣に考えたことがありますか。 
 父はいつも私に不言実行、つまり、なにをいうかではなく、なにをするかでその人の値うちが決まる、といいます。
 
しかしあなたがた大人がやっていることのせいで、私たちは泣いています。
あなたがたはいつも私たちを愛しているといいます。
しかし、私はいわせてもらいたい。
 
もしそのことばが本当なら、どうか、本当だということを行動でしめしてください。
 
  
 最後まで私の話をきいてくださってありがとうございました。 
  
(翻訳:ナマケモノ倶楽部)
runより:自分で書いたか大人が書いたか知らないけどこれだけ堂々とした12歳のスピーチは驚愕としか言い様が無いですΣ(・ω・ノ)ノ!
大人ってのは勝手な生き物、「お皿を割ったら叱られるけどお母さんが割ったら誰が怒るの?」という言葉を思い出しました。