NATROMの日記に長々とコメントしたkrts1氏ですが自身のブログには堂々とこれだけしか書いていません。
・krts1の日記、メモ、その他
雑多でとりとめのないブログです
2013年07月22日
・補足説明
N先生の掲示板 547 の2.項「化学物質過敏症の問題はご存知のように、従軍慰安婦の問題同様、非常にセンシティブな問題なので、ストレートな表現はなるべく避けています。」の補足説明
化学物質過敏症の問題と従軍慰安婦の問題の類似点
1) 偉い先生(前者はN先生、後者は某市長)が発言したところ、大きな反響(反発を含む)があった(前者はネット[日本語]、後者は国際的)。
2) 偉い先生は一定の説明を行ったが、反発する人の一部には依然理解されていない。
krts1(旧名:亀レス)はもちろん偉い先生では無いが、N先生のブログを使用していたので、ストレートな発言をすることにより、このブログが荒れる可能性があったので、ストレートな発言は遠慮していた。
さらに、N先生(含その関係者)と化学物質過敏症の人(含その関係者)の論争の勝敗には興味が無いので、ストレートな発言がポジショントークと誤解される可能性も考慮してストレートな発言は遠慮していた。
krts1115日前
以上です、記事すらありません。
自分のブログが荒れる心配をしてますがNATROMのブログなら荒れてもいいだろう考えている様ですね。
krts1 2013/10/21 22:15
(読書なう)斎藤博久著の本「アレルギーはなぜ起こるか ヒトを傷つける過剰な免疫反応のしくみ」(2008年発行)の P25~P26 に ”コラム 化学物質過敏症は存在するか? 化学物質過敏症は、米国アレルギー学会雑誌が掲載したもっともエビデンスレベル(疫学研究の信頼度に関する科学的な格付け)が高い研究と位置づけられているシステマティックレビューにおいて、その存在が否定されています。この論文の著者らは、多種類の化学物質に対する過敏症に関する論文のすべてのデータを解析した結果、従来のほとんどの研究は適切なコントロールを欠いていること、および、被験者が反応を示したのは、それが化学物質であると知らされた場合に限るという結論を導きました。
過敏症とは「健常被験者には耐えられる一定量の刺激への曝露により、客観的に再現可能な症状または徴候を引き起こす疾患をいう」と定義されていますので、化学物質過敏症は過敏症の定義からはずれます。今後は、過敏症としてアレルギー学者が扱う研究課題ではなく、心理学者、神経学者が扱う研究課題になるということです。いずれにしても、これらの症状を訴える方々に対する慎重な配慮が必要です。”と記述されています。
上記米国アレルギー学会雑誌が掲載したシステマティックレビュー(2006年)は次に示すものです。
Das-Munshi J, Rubin GJ, Wessely S. Multiple chemical sensitivities: A systematic review of provocation studies. J Allergy Clin Immunol. 2006 Dec;118(6):1257-64. Epub 2006 Sep 25.
本文は http://www.jacionline.org/article/S0091-6749(06)01696-4/fulltext
であり、要旨は http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/17137865
です。このレビューは、日本文(化学物質過敏症)及び英文(Multiple chemical sensitivity)の wikipedia でも引用されています。NATROM先生のはてブにもあります(2009年5月20日)。
上記要旨中に”We conclude that persons with MCS do react to chemical challenges; however, these responses occur when they can discern differences between active and sham substances, suggesting that the mechanism of action is not specific to the chemical itself and might be related to expectations and prior beliefs.”と記述されており、これが上記「被験者が反応を示したのは、それが化学物質であると知らされた場合に限るという結論を導きました」との記述と重なるのであろう。
上記「エビデンスレベル」については、例えば http://ganjoho.jp/professional/med_info/guideline.html の4.2)項を参照すると良いかもしれません。
また、一人の日本の主流アレルギー医が化学物質過敏症[又は本エントリの言葉を借りて"alternative allergy"(もうひとつのアレルギー)]をどのように考えているのか垣間見れたような気がします。
さらに、上記「今後は、過敏症としてアレルギー学者が扱う研究課題ではなく、心理学者、神経学者が扱う研究課題になるということです。」との記述は、私にとって、次の文書 http://www.asahikawa-med.ac.jp/dept/mc/healthy/jsce/jjce20_1_1.pdf
中(著者は石川哲氏、宮田幹夫氏及び坂部貢氏)の”?.本学会に今後に期待するものは 日本ではSHSについては行政も関心を示し、ある程度の研究の進展が見られる。しかし、CSについては2、3の動き、例えば保険診療可能となる病名登録などがおこなわれているが、それ以外わが国では、医学界、行政共に未だ充分な関心があるとは言えず、大規模予算研究というレベルでは皆無に等しい。”との記述を思い起こさせます。後者の記述の「SHS」はシックハウス症候群、「CS」は化学物質過敏症のことです。
(続く)
で・・・結局書いた文字数は4000文字を超えていました。
偉い(笑)先生のブログで好き放題・・・とwww理由は自分のブログは荒らされたくないのでというクズっぷり。
そして安定の自爆装置付き、NATROMの主張と違う事がいくつもあり結局NATROMの首が締まる仕様となっています。
ふふふ・・・私はこういうのを待っていたというのにね(・∀・)