その4:「天然キレー ト剤(グルタチオン)、ミネラル、ビタミンによる解毒」:ルノー博士講演 | 化学物質過敏症 runのブログ

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6.生化学的個人差

 喫煙していても100歳を超えて元気で歩き回っている人がいる。

一方で、喫煙でが んになって死ぬ人もいる。

なぜ一部の人は長生きして、一部の人はがんなどで亡くなり、あるいはMCSにかかるのか。

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 この場合、遺伝子が大きな問題だと言われる

しかし、遺伝子だけでは病気は発症し ない。

遺伝子のほかに環境が相互作用することによって初めて「あなた」という存在があるのだ。

つまり遺伝子の表現型が問題になるのだ。

だから、がんの本当 の研究は遺伝子だけでなく環境も考えなければならない。

3分の1ぐらいは遺伝子、3分の2は環境によってトリガーがかかっていると考えなければならないと 思う。

 もちろん皆さんは、両親から遺伝した一種のプログラムを持っている。

しかし、環境 の中でそのプログラムが何をするかというのが問題なのだ

アレルゲンである花粉や食物に対して、また、毎日3万種の新たな物質が入ってくる環境に対して、 どう反応するかが問題だ。

だから、同じ遺伝子であっても、人によって発症したりしなかったり、MCSを発症したりCFS(慢性疲労症候群)を発症したりす る。