ネオニコチノイド系農薬をめぐるJAとの話し合い | 化学物質過敏症 runのブログ

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・NEWS LETTER Vol.77 2012/08
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ネオニコチノイド系農薬をめぐるJAとの話し合い
 去る8月9日、JA全農の職員とネオニコチノイド使用中止を求めるネットワーク(ネオニコネット)とが一堂に会し、ネオニコチノイド系農薬に関するはじめての話し合いの機会がもたれました。

JAからは、食品品質・表示管理部、肥料農薬部、広報部から4名が出席しました。

かねてより農家に農薬を販売し指導する立場のJAと、新農薬ネオニコチノイドの危険性について、認識を共有する必要を感じていた私達ネオニコネットでしたが、話題はなかなかそこまで到達しませんでした。

≪JAの発言≫ 農家は苦労の連続、農薬は必需品

A氏:農家を取り巻く現実は非常に厳しく、天候ひとつをとっても毎年状況がまったく違うので、農家にとっては毎年1年生の繰り返しだ。

害虫との戦いという意味でも常に新しい問題に直面している。

それでも農家は、そのような自然を相手にし生きていくため、生産物をお金に換えなくてはならない。

そのために農薬を使用するのであり、とても農薬なしに消費者が喜ぶ農産物を作ることは難しい。

現場に足を運ぶ場面の仕事を通して農家の苦労を目にする機会があり、大変さを痛感している。農家の方は、国が認めた農薬の中から選んでいる。「なぜハチは大量死したのか」というローワン・ジェイコブソンの本でも、ミツバチが大量死した原因には、農薬だけでなく色々な説が挙げられていたが、養蜂家の皆さんの実態をお聞きし今後に役立てたい。