101 クリストバル石 不溶性鉱物性物質 鉱床より採掘したクリストバル石を、粉砕乾燥、800~1200℃で焼成、又は塩酸処理して焼成したものである。 製造用剤 Cristobalite
102 グルカナーゼ カルボヒドラーゼ
ヘミセルラーゼ 糸状菌(Aspergillus aculeatus, Aspergillus niger, Humicola insolens, Rhizopus delemar, Trichoderma harzianum, Trichoderma longibrachiatum, Trichoderma viride)、担子菌(Pycnoporus coccineus)、細菌(Arthrobacter, Bacillus subtilis, Pseudomonas paucimobilis)若しくは酵母(Saccharomyces)の培養液より、冷時~微温時水若しくは酸性水溶液で抽出して得られたもの、除菌後、冷時~室温時濃縮したもの、冷時エタノール、含水エタノール若しくはアセトンで処理して得られたもの、又は除菌後、硫酸アンモニウム等で分画した後、脱塩処理して得られたものである。 酵素 Glucanase
103 グルコアミラーゼ 糖化アミラーゼ アミラーゼ
カルボヒドラーゼ 糸状菌(Acremonium, Aspergillus, Humicola grisea, Rhizopus delemar, Rhizopus niveus)、担子菌(Corticium rolfsii)、細菌(Bacillus, Pseudomonas)又は酵母(Saccharomyces)の培養液より、冷時~室温時水で抽出して得られたもの、冷時~室温時除菌後、濃縮したもの、冷時~室温時濃縮後、エタノール、含水エタノール若しくはアセトンで処理して得られたもの、又は硫酸アンモニウム等で分画した後、脱塩処理して得られたものである。 酵素 Glucoamylase
104 グルコサミン 「キチン」を、塩酸で加水分解し、分離して得られたものである。成分はグルコサミンである。 増粘安定剤
製造用剤 Glucosamine
105 α-グルコシダーゼ マルターゼ 糸状菌(Absidia, Acremonium, Aspergillus)、細菌(Bacillus, Pseudomonas)若しくは酵母(Saccharomyces)の培養液より、冷時~室温時水で抽出して得られたもの、又は冷時~室温時濃縮後、冷時エタノールで処理して得られたものである。 酵素 α-Glucosidase
106 β-グルコシダーゼ ゲンチオビアーゼ
セロビアーゼ ソテツ科ソテツ(Cycas revoluta THUNB.)より、冷時~微温時水で抽出して得られたもの、又は糸状菌(Aspergillus aculeatus, Aspergillus niger, Aspergillus pulverulentus, Penicillium decumbens, Trichoderma harzianum, Trichoderma longibrachiatum, Trichoderma reesei)若しくは細菌(Bacillus)の培養液より、冷時~微温時水で抽出して得られたもの、冷時~室温時濃縮したもの、又は冷時エタノール若しくは含水エタノールで処理して得られたものである。 酵素 β-Glucosidase
107 α-グルコシルトランスフェラーゼ 4-α-グルカノトランスフェラーゼ
6-α-グルカノトランスフェラーゼ 細菌(Agrobacterium radiobacter, Arthrobacter, Bacillus, Erwinia, Pimelobacter, Protaminobacter, Pseudomonas, Serratia, Thermus)の培養液又はバレイショ(Solanum tuberosum LINNE)の塊茎より、冷時~室温時除菌したもの、冷時水で抽出して得られたもの、又は冷時~室温時濃縮して得られたものである。なお、基質特異性により、4-α-グルカノトランスフェラーゼ、6-α-グルカノトランスフェラーゼと呼ばれるものがある。 酵素 α-Glucosyltransferase
4-α-Glucanotransferase
6-α-Glucanotransferase
108 α-グルコシルトランスフェラーゼ処理ステビア
(「ステビア抽出物」から得られた、α-グルコシルステビオシドを主成分とするものをいう。) 酵素処理ステビア ステビア
ステビア甘味料
糖転移ステビア 「ステビア抽出物」に、α-グルコシルトランスフェラーゼ等を用いてグルコースを付加して得られたものである。主甘味成分はα-グルコシルステビオシドである。 甘味料 α-Glucosyltransferase treated stevia
109 グルコースイソメラーゼ 糸状菌(Aspergillus)、放線菌(Actinoplanes missouriensis, Streptomyces griseofuscus, Streptomyces murinus, Streptomyces phaeochromogenes, Streptomyces rubiginosus)又は細菌(Bacillus coagulans)の培養液より、室温時水で抽出して得られたものである。 酵素 Glucose isomerase
110 グルコースオキシダーゼ 糸状菌(Aspergillus aculeatus, Aspergillus niger, Penicillium)の培養液より、冷時~室温時水で抽出して得られたもの、又は冷時~微温時溶菌後、除菌したもの、又は冷時~室温時濃縮後、冷時エタノールで処理して得られたものである。 酵素 Glucose oxidase
111 グルタミナーゼ アミダーゼ 枯草菌(Bacillus subtilis)、糸状菌(Aspergillus)又は酵母(Candida)の培養液より、冷時~室温時水で抽出して得られたもの、冷時~室温時濃縮したもの、冷時エタノール、含水エタノール若しくはアセトンで処理して得られたもの、又は硫酸アンモニウム等で分画した後、脱塩処理して得られたものである。 酵素 Glutaminase
112 L-グルタミン グルタミン 糖類を原料とした発酵により得られたものから分離して得られたものである。成分はL-グルタミンである。 調味料
強化剤 L-Glutamine
113 グレープフルーツ種子抽出物
(グレープフルーツの種子から得られた、脂肪酸及びフラボノイドを主成分とするものをいう。) グレープフルーツ種子 ミカン科グレープフルーツ(Citrus paradisi MACF.)の種子より、水又はエタノールで抽出して得られたものである。主成分は脂肪酸及びフラボノイドである。 製造用剤 Grapefruit seed extract
114 クーロー色素
(ソメモノイモの根から抽出して得られたものをいう。) ソメモノイモ色素 フラボノイド
フラボノイド色素 ヤマノイモ科ソメモノイモ(Dioscorea matsudai HAYATA)の根より、熱時水、弱アルカリ性水溶液若しくはプロピレングリコールで抽出したもの、又は室温時含水エタノールで抽出して得られたものである。赤褐色を呈する。 着色料 Kooroo colour
Matsudai colour
115 クローブ抽出物
(チョウジのつぼみ、葉又は花から得られた、オイゲノールを主成分とするものをいう。) チョウジ抽出物 チョウジ油 フトモモ科チョウジ(Syzygium aromaticum MERRILL et PERRY)のつぼみ、葉又は花より、エタノール又はアセトンで抽出して得られたもの、又は水蒸気蒸留により得られたものである。主成分はオイゲノール等である。 酸化防止剤 Clove extract
116 クロロフィリン 葉緑素 「クロロフィル」を、温時アルカリ性エタノール水溶液で加水分解し、希塩酸で中和した後、含水エタノールで抽出して得られたものである。主成分はマグネシウムクロロフィリンである。緑色を呈する。 着色料 Chlorophylline
117 クロロフィル 葉緑素 アカザ科ホウレンソウ(Spinacia oleracea LINNE)、アブラナ科カブ(Brassica rapa LINNE)、アブラナ科ダイコン(Raphanus acanthiformis MOREL)、イラクサ科イラクサ(Urtica ptatyphlla WEDD.)、クロレラ科クロレラ(Chlorella pyrenoides CHIK)、クワ科クワ(Morus bombycis KOIDZ.)、シナノキ科タイワンツナリ(Corchorus olitorius LINNE)、セリ科ニンジン(Daucus carota LINNE)、マメ科クズ(Pueraria lobata OHWI.)、マメ科ムラサキウマゴヤシ(Medicago sativa LINNE)、ムラサキ科コンフリー(Symphytum officinale LEDEB.)若しくはユレモ科スピルリナ(Spirulina platensis(NORD.)GEITLER)又はその他同属植物より、室温時又は微温時エタノール、メタノール、アセトン又はアセトン水溶液で抽出して得られたものである。主色素はクロロフィルである。緑色を呈する。 着色料 Chlorophyll
118 くん液
(サトウキビ、竹材、トウモロコシ又は木材を燃焼して発生したガス成分を捕集し、又は乾溜して得られたものをいう。) スモークフレーバー 製造用剤
Smoke flavourings
木酢液 サトウキビ、竹材、トウモロコシ又は木材を、乾留して得られたものである。 Wood vinegar
Pyroligneous acid
リキッドスモーク サトウキビ、竹材、トウモロコシ又は木材を、限定された空気の存在下で、燃焼して発生したガス成分を捕集して得られたものである。 Liquid smoke
119 ケイソウ土 不溶性鉱物性物質 鉱床より採掘したケイソウ土(珪藻土)を、粉砕乾燥、800~1200℃で焼成、又は少量の炭酸アルカリ塩を加えて800~1200℃で焼成したものである。 製造用剤 Diatomaceous earth
120 ゲンチアナ抽出物
(ゲンチアナの根又は根茎から得られた、アマロゲンチン及びゲンチオピクロシドを主成分とするものをいう。) リンドウ科ゲンチアナ(Gentiana lutea LINNE)の根又は根茎より、水又はエタノールで抽出して得られたものである。有効成分はゲンチオピクロシド(ゲンチオピクリン)及びアマロゲンチンである。 苦味料等 Gentian root extract