61 カラギナン
(イバラノリ、キリンサイ、ギンナンソウ、スギノリ又はツノマタの全藻から得られた、i-カラギナン、k-カラギナン及びl-カラギナンを主成分とするものをいう。) カラギーナン
カラゲナン
カラゲーナン
カラゲニン 増粘安定剤
Carrageenan
加工ユーケマ藻類 ユーケマ ミリン科キリンサイ属(Eucheuma)の全藻より、熱時水酸化カリウムで処理し、中和し、乾燥、粉砕して得られたものである。 Semirefined carrageenan
Processed eucheuma algae
Processed red algae
精製カラギナン 紅藻抽出物 イバラノリ科イバラノリ属(Hypnea)、ミリン科キリンサイ属(Eucheuma)又はスギノリ科ツノマタ属(Chondrus)、スギノリ属(Gigartina)若しくはギンナンソウ属(Iridaea)の全藻より、熱時水又はアルカリ性水溶液で抽出し、精製して得られたものである。 Purified carrageenan
Refined carrageenan
ユーケマ藻末
ユーケマ ミリン科キリンサイ属(Eucheuma)の全藻を、乾燥、粉砕して得られたものである。 Powdered red algae
62 α-ガラクトシダーゼ メリビアーゼ カルボヒドラーゼ 糸状菌(Aspergillus aculeatus, Aspergillus awamori, Aspergillus niger, Aspergillus phoenicis, Mortierella)又は細菌(Bacillus stearothermophilus)の培養液より、室温時~微温時水、酸性水溶液若しくはアルカリ性水溶液で抽出して得られたもの、冷時含水エタノールで処理したもの、又は除菌後、濃縮して得られたものである。 酵素 α-Galactosidase
63 β-ガラクトシダーゼ ラクターゼ カルボヒドラーゼ 動物の臓器より、冷時~微温時水で抽出して得られたもの、又は糸状菌(Aspergillus oryzae, Penicillium multicolor,Rhizopus oryzae)、細菌(Bacillus circulans, Streptococcus)若しくは酵母(Kluyveromyces fragillus, Kluyveromyces lactis, Saccharomyces)の培養液より、冷時~室温時水で抽出して得られたもの、室温時自己消化処理して得られたもの、冷時~室温時濃縮したもの、冷時エタノール、含水エタノール若しくはアセトンで処理して得られたもの、又は硫酸アンモニウム等で分画した後、脱塩処理して得られたものである。 酵素 β-Galactosidase(Lactase)
64 カラシ抽出物
(カラシナの種子から得られた、イソチオシアン酸アリルを主成分とするものをいう。) マスタード抽出物 アブラナ科カラシナ(Brassica juncea LINNE)の種子の脂肪油を除いた圧搾粕より、水蒸気蒸留により得られたものである。主成分はイソチオシアン酸アリルである。 製造用剤 Mustard extract
65 カラメルⅠ
(でん粉加水分解物、糖蜜又は糖類の食用炭水化物を熱処理して得られたものをいう。ただし、「カラメルⅡ」、「カラメルⅢ」及び「カラメルⅣ」を除く。) カラメル カラメル色素 でん粉加水分解物、糖蜜又は糖類の食用炭水化物を、熱処理して得られたもの、又は酸若しくはアルカリを加えて熱処理して得られたもので、亜硫酸化合物及びアンモニウム化合物を使用していないものである。褐色を呈する。 着色料
製造用剤 CaramelⅠ(plain)
66 カラメルⅡ
(でん粉加水分解物、糖蜜又は糖類の食用炭水化物に亜硫酸化合物を加えて熱処理して得られたものをいう。ただし、「カラメルⅣ」を除く。) カラメル カラメル色素 でん粉加水分解物、糖蜜又は糖類の食用炭水化物に、亜硫酸化合物を加えて、又はこれに酸若しくはアルカリを加えて熱処理して得られたもので、アンモニウム化合物を使用していないものである。褐色を呈する。 着色料
製造用剤 CaramelⅡ(caustic sulfite process)
67 カラメルⅢ
(でん粉加水分解物、糖蜜又は糖類の食用炭水化物にアンモニウム化合物を加えて熱処理して得られたものをいう。ただし、「カラメルⅣ」を除く。) カラメル カラメル色素 でん粉加水分解物、糖蜜又は糖類の食用炭水化物に、アンモニウム化合物を加えて、又はこれに酸若しくはアルカリを加えて熱処理して得られたもので、亜硫酸化合物を使用していないものである。褐色を呈する。 着色料
製造用剤 CaramelⅢ(ammonia process)
68 カラメルⅣ
(でん粉加水分解物、糖蜜又は糖類の食用炭水化物に亜硫酸化合物及びアンモニウム化合物を加えて熱処理して得られたものをいう。 カラメル カラメル色素 でん粉加水分解物、糖蜜又は糖類の食用炭水化物に、亜硫酸化合物及びアンモニウム化合物を加えて、又はこれに酸若しくはアルカリを加えて熱処理して得られたものである。褐色を呈する。 着色料
製造用剤 CaramelⅣ(sulfite ammonia process)
69 カラヤガム
(カラヤ又はキバナワタモドキの分泌液から得られた、多糖類を主成分とするものをいう。) カラヤ アオギリ科カラヤ(Sterculia urens ROXB.)又はベニノキ科キバナワタモドキ(Cochlospermum gossypium A.P.DeCandolle)の幹枝の分泌液を、乾燥して得られた多糖類である。 増粘安定剤 Karaya gum
70 カルナウバロウ
(ブラジルロウヤシの葉から得られた、ヒドロキシセロチン酸セリルを主成分とするものをいう。) カルナウバワックス
ブラジルワックス 植物ワックス ヤシ科ブラジルロウヤシ(Copernicia cerifera MART.)(パーム樹)の葉より、剥ぎ取ったもの、若しくは熱時水で分離したものを、精製して得られたものである。主成分はヒドロキシセロチン酸セリルである。 ガムベース
光沢剤 Carnauba wax
Brazil wax
71 カルボキシペプチダーゼ イネ科コムギ(Triticum aestivum LINNE)の種皮及び果皮(ふすま)より、酢酸水溶液で抽出したもの、又は糸状菌(Aspergillus)若しくは酵母(Saccharomyces cerevisiae)の培養液より、冷時~室温時水で抽出して得られたもの若しくは冷時~室温時濃縮し、冷エタノールで処理して得られたものである。 酵素 Carboxypeptidase
72 カロブ色素
(イナゴマメの種子の胚芽を粉砕して得られたものをいう。) カロブジャーム カロブ
フラボノイド
フラボノイド色素 マメ科イナゴマメ(Ceratonia siliqua LINNE)の種子の胚芽を、粉砕して得られたものである。淡黄色を呈する。 着色料
製造用剤 Carob germ colour
73 カロブビーンガム
(イナゴマメの種子の胚乳を粉砕し、又は溶解し、沈殿して得られたものをいう。) ローカストビーンガム ローカスト マメ科イナゴマメ(Ceratonia siliqua LINNE)の種子の胚乳部分を、粉砕して得られたもの、又はこれを熱時水に溶解後、ろ過し、イソプロピルアルコールで沈殿して得られたものである。多糖類を含む。 増粘安定剤 Carob bean gum
Locust bean gum
74 カワラヨモギ抽出物
(カワラヨモギの全草から得られた、カピリンを主成分とするものをいう。) カラワヨモギ キク科カワラヨモギ(Artemisia capillaris THUNB.)の全草より、室温時エタノール若しくは含水エタノールで抽出して得られたもの、又は水蒸気蒸留して得られたものである。有効成分はカピリン等である。 保存料 Rumput roman extract
75 カンゾウ抽出物
(ウラルカンゾウ、チョウカカンゾウ又はヨウカンゾウの根又は根茎から得られた、グリチルリチン酸を主成分とするものをいう。) カンゾウエキス
グリチルリチン
リコリス抽出物 カンゾウ
カンゾウ甘味料
リコリス マメ科ウラルカンゾウ(Glycyrrhiza uralensis FISCHER)、マメ科チョウカカンゾウ(Glycyrrhiza inflata BATALIN)又はマメ科ヨウカンゾウ(Glycyrrhiza glabra LINNE)の根又は根茎より、熱時水で抽出して得られたもの又は室温時若しくは微温時アルカル性水溶液で抽出し、精製して得られたものである。主甘味成分はグリチルリチン酸である。 甘味料 Licorice extract
76 カンゾウ油性抽出物
(ウラルカンゾウ、チョウカカンゾウ又はヨウカンゾウの根又は根茎から得られた、フラボノイドを主成分とするものをいう。) 油性カンゾウ マメ科ウラルカンゾウ(Glycyrrhiza uralensis FISCHER)、マメ科チョウカカンゾウ(Glycyrrhiza inflata BATALIN)又はマメ科ヨウカンゾウ(Glycyrrhiza glabra LINNE)の根又は根茎を水で洗浄した残渣より、室温時~温時エタノール、アセトン又はヘキサンで抽出して得られたものである。主成分はフラボノイドである。 酸化防止剤 Licorice oil extract
77 カンデリラロウ
(カンデリラの茎から得られた、ヘントリアコンタンを主成分とするものをいう。) カンデリラワックス
キャンデリラロウ
キャンデリラワックス 植物ワックス トウダイグサ科カンデリラ(Euphorbia antisyphilitica ZUCC.)の茎より、熱時水で分離したものを、精製して得られたものである。主成分はヘントリアコンタンである。 ガムベース
光沢剤 Candelilla wax
78 キサンタンガム
(キサントモナスの培養液から得られた、多糖類を主成分とするものをいう。) キサンタン多糖類
ザンサンガム キサンタン グラム陰性細菌(Xanthomonas campestris)の培養液より、分離して得られたものである。主成分は多糖類である。 増粘安定剤 Xanthan gum
79 キシラナーゼ 糸状菌(Aspergillus aculeatus, Aspergillus niger, Trichoderma koningii, Trichoderma longibrachiatum reesei,Trichoderma viride)の培養液より、分離して得られたものである。 酵素 Xylanase
80 D-キシロース キシロース 木材又はアオイ科ワタ(Gossypium arboretum LINNE)、イネ科イネ(Oryza sativa LINNE)、イネ科サトウキビ(Saccharum officinarum LINNE)若しくはイネ科トウモロコシ(Zea Mays LINNE)又はその他同属植物の茎、実又は殻より、熱時酸性水溶液で加水分解し、分離して得られたものである。成分はD-キシロースである。 甘味料 D-Xylose