・環境省HPより
http://www.env.go.jp/water/report/h19-06.pdf
平成18 年度環境省請負業務
「平成 18 年度殺虫剤等に関する使用実態等調査業務」
報 告 書
財団法人日本環境衛生センター
目 次
1.調査の概要
1)調査の目的 ········································································ 1
2)調査の進め方 ····································································· 1
2.調査結果
2-1.殺虫剤等について····························································· 2
1)アンケート回答状況等 ·························································· 2
2)製剤の内訳 ········································································ 2
3)製剤の配合成分 ·································································· 4
4)配合成分としての出荷量 ······················································· 20
2-2.防除業者について····························································· 23
1)防除業者数 ········································································ 23
2)防除業者の業界団体加盟状況 ················································· 23
2-3.自主管理ルール、ガイドライン等について ··················· 24
別紙 ·························································································· 29
1
1.調査の概要
1)調査の目的
農薬取締法や薬事法の適用を受けない殺虫剤等の製造等や防除業者の実態等を把握することを目的として調査を実施した。
具体的には下記のとおりである。
(1)殺虫剤等の製造・輸入量および出荷量の調査
殺虫剤、殺菌剤、除草剤等の生物の防除に用いられる薬剤のうち、農薬取締法や薬事法の適用を受けないものであって、環境中への拡散のおそれの高い方法で使用されるもの(以下「殺虫剤等」という。
具体的には、不快害虫用殺虫剤、シロアリ用防除剤、繊維用防虫・防カビ剤、家庭用カビ取り剤、非農耕地用除草剤等)について、それらの製造・輸入量、出荷量、有効成分等に関する情報の収集・整理等を行う。
(2)殺虫剤等の使用実態等の把握
上記の殺虫剤等について、その使用場所や対象種、剤型、使用方法等の実態について、情報の収集・整理等を行う。
(3)防除業者の実態把握
薬剤等により生物の防除を行う防除業者について、事業者数、業界団体等への加盟状況等の情報の収集・整理を行う。
(4)業界団体における自主管理ルール、ガイドライン等の調査
殺虫剤等および防除業者の業界団体が作成している自主管理ルールやガイドライン等を収集し、策定内容等を調査し、取りまとめを行う。
2)調査の進め方
(1)殺虫剤等の調査
生活害虫防除剤協議会(不快害虫等防除剤)、日本木材保存剤工業会(シロアリ剤)、家庭用カビ取り・防カビ剤等協議会等の業界団体への加盟会社を中心に、アンケート調査(別紙参照)を実施し、各会社で平成17 年度に製造・出荷した該当製品の有効成分、剤型、使用場所、対象種、使用頻度、製造量、輸入量、出荷量等についての回答を求めた。
なお、十分な情報が得られないような場合、必要に応じて業界団体や関連業者等に対して聞き取り調査や量販店における調査を行い、取りまとめた。
(2)防除業者の調査
防除用薬剤等の販売業者に対して情報提供を依頼し、取引先業者(本社)等の業界団体加盟状況について調査を行った。
(3)自主管理ルール、ガイドライン等の調査業界団体(上記2)-(1)参照)に対し、既存の自主基準、ガイドライン等の提出を依頼して収集し、その内容等について取りまとめた。