ひんやり“冷感タオル”にご注意 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出典;化学物質問題市民研究会
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/index.html
ピコ通信/第166号


ひんやり“冷感タオル”にご注意
アレルギーを起こすおそれ

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 「水にぬらすだけでひんやり」や「水に浸してすぐひんやり」など、水でぬらして首等に巻くことで冷感が得られることをうたったタオルに人気があるようです。
 ところが、この冷感タオルを使って、赤く腫れた等の相談が消費者センターに11年度だけで11 件寄せられたために、昨年10~12 月に、国民生活センターがテストしました。

その結果、アレルギー性の接触皮膚炎を起こすとの報告がある「イソチアゾリノン系」の防腐剤(防カビ剤)が検出されました。

これからの暑くなる季節、これらの商品には注意が必要です。

■主なテスト結果(抜粋)
 8 銘柄中7 銘柄から、ヨーロッパ等で1980 年代から重篤なアレルギー性の接触皮膚炎を起こすとの報告があるイソチアゾリノン系の防腐剤が検出された。
 全ての銘柄で開封後の初回使用時には水もしくはぬるま湯で洗うように記載があったが、防腐剤の名称や皮膚炎に関する注意表示が記載されていた銘柄はなかった。

■消費者へのアドバイス(抜粋)
 「冷感タオル」は、乾燥すると硬く固まる性質があることから、防腐剤を含んだ水を浸み込ませた状態で流通・販売されている

。開封後初めて使用する場合は、ぬるま湯等で必ずよく洗う。

また、皮膚に異常を感じた場合には直ちに使用をやめ、専門医に相談する。
 使用されていた防腐剤について「人体に無害」や「化粧品などで使われている成分」などの記述があっても、十分注意して使用する。

また、イソチアゾリノン系の防腐剤にアレルギーがある場合には、使用を控えたほうがよい。
 テスト結果を受けて、販売業者1社は防腐剤を変えると答えてきましたが、他はそのままのようです。防腐剤成分を表示するとしたのは2 社です。
 1 社が、研究機関で調べた結果として「初めて使用する際は、ぬるま湯か水を含ませては絞るの工程を3 度~4 度、60 秒程度行って完全に防カビ剤を洗い落としてから使用」と答えています。

このことからも、かなりよく洗わないと防腐剤は完全には除去できないようです。

しかし、完全に除去すると、使用中に雑菌が繁殖する恐れがあります。

本当に必要なものかどうか、よく考えて買いましょう。
(安間節子)

銘柄名 販売元等 防腐剤名
コーポ ひんやりタオル コーポ OIT、CMI、MI
ひんやりタオル ワイド&ロング 総通 OIT
ひんやりタオル 竹内毛織 CMI、MI
Eco & Cool アイスパッド(L) ニーズ OIT
ひんやりタオル ヒラカワコーポレーション CMI、MI
不思議な素材 ミラクール タオルタイプ 富士 CMI、MI
ひんやり クールタオル〈品番〉SK-1006 リョーイ OIT、CMI、MI
frogg toggs チリーパッド ブロッサム 安息香酸
OIT:2-n-オクチル-4-イソチアゾリン-3-オン
CMI:5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン
MI:2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン
(いずれもイソチアゾリノン系防腐剤)
材質は、いずれも 繊維部分:ポリエステル
樹脂部分:ポリビニルアルコール
※資料:国民生活センター報告書
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20120119_1.pdf


runより:要らん事すな!と思います。

まぁ普通のタオルで十分ですよ( ̄_ ̄ i)