電磁波過敏症の治療に参考となる本と治療方針 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出典:電磁波問題市民研究会
http://www.jca.apc.org/tcsse/index-j.html


<会員寄稿>電磁波過敏症の治療に参考となる本と治療方針
電磁波過敏症の治療に参考となる本と治療方針
 電磁波過敏症(ES)の皆様、いかがお過ごしでしょうか? きっと毎日しんどく暮らされていることと思います。
 ESを発症して3年ほどです。

治療法を捜して、色々と本を読むなかで、今回、ESについて書かれている本、治療に関係ありそうな本をご紹介しようと思います。


「電磁波汚染と健康」ザミール・P・シャリタ 緑風出版
 電磁波の健康に与える影響とその対処法の基本を書いた本です。

厚い本ですが、いくつか疑問に対する答えもみつかると思います。


「電磁波・化学物質過敏症対策」加藤やすこ 緑風出版
 CS・ESの著者が自分の治療経験を生かして書いた物です。大いに参考にしても良いと思います。


「病気がすべて治る「気」の医学」青島大明 講談社
 ESのことは書かれていません。治療法も独特ですが、HPを見てもわかるように、ESやCSの治療で有名な気功院で、良くなったという方もたくさんいらっしゃいます。

基本の大雁功を正確に覚えて自分で練功することが必須です。

午後からの教室に参加すると良いかもしれません。


「携帯電話は体に悪いのか?」藤井佳朗 現代書林
 歯科医の立場からES、CSについて書かれています。歯に“ぎん”をつめたことのある人、金属アレルギーの人などは、アマルガムをはずすと楽になるかもしれません。

歯医者さんの中にはアマルガムが飛びちらないよう、ガードして、はずしてくれるところがあるのでそういった所を利用しても良いと思います。

「「重金属」体内汚染の真実」大森隆史 東洋経済新報社
 体の中の重金属を解毒したい人のいい参考書になります。毛髪検査についても書かれています。


「その痛みは「うつ病」かもしれません」大塚明彦 草思社
 自然音にも痛みがはしる様な重度のCS、ESの人を抗うつ薬と抗てんかん薬で治療しているという記述があります。

ESやCSはセロトニン不足によるものではないかと述べています。

また、最近は脳過敏という症状があるそうで、そちら関係の本を読んでも良いかと思います。


「「うつ」は食べ物が原因だった!」溝口徹 青春出版社
 体内のビタミンやミネラルの欠乏を調べて補給しようという分子栄養療法についての本です。

VB群の不足や鉄や亜鉛の不足、低血糖症の治療をすることで、ESの症状がかなり改善するかも知れません。

特に気功で治らない、夜しびれて目がさめる、ひんぱんに悪夢を見る、筋肉がつる、症状が悪化してゆく人などは、一読をお勧めします。

試しにドラッグストアでネイチャーメイドのVB6を買って夜寝る前に1~2錠飲んでみるのも一法です。
 溝口クリニックは現在携帯塔の近くにあるのですが他にも同様の医院はあります。

サプリメントは高額ですが検査だけでもしてもらうと良いかもしれません。外国の天然サプリを使って自分でやる人もいる様です。

また、首のこりによる不定愁訴というのもあるようです。

緊張性頭痛についてはカイロで軽減したという人もいます。


治療の方針
 治療の方針としては、


合成香料、防虫剤などの排除、無線物などの電化製品の排除や制限、シールド、引越しなどでなるべくストレスの少ない環境を整える。

気功、栄養療法などの治療

ということになるかと思います。
 しかし、ES、CSは個人差が大きい病気です。

人に良くても自分に良いかはわからないのです。

どんな物にもリスクはあります。

自分で調べ考えて自分に責任を持って後悔しない様に慎重に進んでくださいね。