電磁波過敏症に関するオーストリア医師会のガイドライン4 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・1.健康問題と電磁場被曝の履歴
オーストリア医師会電磁場作業部会によってまとめられた、電磁場被曝と健
康問題の体系的な履歴を容易にする患者問診票は、
www.aerztekammer.at.referate でダウンロードできる。

(runより:リンク切れです)
患者問診票は三つのセクションから構成される。
a) 症状のリスト
b) 時間と場所に応じた健康問題の変化
c) 電磁場被曝の評価
a)症状のリスト
患者問診票の症状のリストは、原因に関わりなく、ストレス関連健康問題を
系統的に定量化するのに役立つ。

それは、健康問題が最初に起きたのはいつか、という質問を含む。

ほとんどの電磁場関連症状は、ストレス関連健康問題と呼ばれる範囲に収まる。

例えば、睡眠障害、疲労、消耗、エネルギーの不足、落ち着かない、動悸、血圧の問題、関節痛と筋肉痛、頭痛、うつ、集中困難、物忘れ、不安、尿意切迫、名称失語症、めまい、耳鳴り、頭や耳の中での圧迫感など。
健康問題は、携帯電話を使う時の頭部の知覚異常やわずかな頭痛のような、弱く一時的な症状から、心身の健康を著しく弱める過酷な、衰弱させる症状の範囲になるだろう。

b)時間と場所に応じた健康問題の変化
いつ、どこで健康問題が発生し弱まるか、いつ、どこで症状が増えるかまた
はとくに明らかになるかという質問への答えは、健康問題が特定の時間と場所に関わるかどうかについて目安を与える。

患者の生活状況と環境の背景を分析しなくてはいけない。

c)電磁場被曝のアセスメント
患者が原因として電磁場被爆を疑っているかどうかにかかわらず、これらの疑問は存在する被曝の種類を評価するために使われるべきだ。携帯電話やコードレス電話の使用など、電磁場被曝の一定のタイプだけが、問診票という手段によって評価されることに留意するのが重要だ。

電磁場被曝のその他のタイプの検出は、例えば、高周波送信施設、電線の電場や磁場は、一般的に測定を必要とする(セクション3.電磁場被曝の測定を参照)。

原則として、質問は家庭や職場での電磁場被曝を評価するために尋ねられるべきだ。

電磁場被曝の程度は、時間によって変わるかもしれないことに留意すること。

2. 検査と結果
電磁場に特定の結果はなく、診断と鑑別診断をかなり難しくする。

有効性を
証明した方法は、診断と追跡検査のために、そしてそれらを大観的に評価するためにストレス関連結果を使うことだ。

基本的な診断検査は、最初の段階で実施され、第二段階として電磁場被曝の測定によって続けられるべきだ。

そして特定の診断検査を考えることができるだけだ。