・出典:環境汚染問題 私たちと子どもたちの未来のために
http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/
・ネオニコチノイドとは新しい(ネオ)ニコチン様(ノイド)物質という意味で、タバコに含まれるニコチンに似た作用を持ち、構造的にも似ているが、急性毒性は低い。
ネオニコチノイドの急性毒性は低いと思われるが、ニコチン中毒類似の症状を示すと考えられている。
中には有機リンと同程度の毒性を持つものがある。
最近使用されるようになった農薬グループで、毒性に関する公表されたデータは少ない。
ネオニコチノイドは、ニトロクアニジンやネオニコチニル、ネオニコチノイド、クロロニコチン、クロロニコチニルと、ニコチノイドと呼ばれることもある [1]。
ネオニコチノイドに属する物質
構造によってニトログアニジン系、ニトロメチレン系、ピリヂルメチルアミン系に分けられる。
・ ニトログアニジン系 nitroguanidine
クロチアニジン clothanidin;ウィンダントツ水溶剤、モリエー トSCなど
ジノテフラン dinotefuran;アルバリン粒剤など
チアメトキサム thiamethoxiam;アタクラ粒剤5など
・ ニトロメチレン系 nitromethylen
ニテンピラム nitenpyram;パダンベスト粒剤など(ニトロメチレン系とピリジルメチルアミン系の両方に分類される)
ニチアジン nithiazine
・ ピリジルメチルアミン系
アセタミプリド acetamiprid;ビーム水和剤、マツグリーン液剤、マツグリーン液剤2など
イミダクロプリド imidacloprid;ハチクサンFL、アドマイヤーなど
チアクロプリド thiacloprid (CAS 111988-49-9) ;ウィンバリアード、エコワンフロアブル、エコワン3フロアブルなど
ニテンピラム nitenpyram;ベストガードなど
・ その他
フロニカミド flocamid