有機リン殺虫剤 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・出典:環境汚染問題 私たちと子どもたちの未来のために
http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/


・有機リン殺虫剤
要約
 
・ 毒性は毒物から普通物にわたり、多様である。
 
・ 有機燐殺虫剤の主な作用は、アセチルコリンエステラーゼ阻害であり、その結果、縮瞳、涙や唾液の過剰分泌、おう吐、下痢、発汗、高血糖、脱力感、頭痛、めまいなど多様な影響を及ぼす。
 
・ 短期間の被ばくで症状が現れるが、微量長期あるいは繰り返し被ばくでも症状が現れる。被ばく後に影響が長期間続く例が知られている。慢性中毒については議論が多い。
 
・ 有機リン中毒から回復した後に、四肢末端から始まる知覚異常や運動麻痺が現れる遅発性(遅延性)神経障害が現れることがあり、回復には数ヶ月以上かかる。時には後遺症を残すことがある。
 
・ 有機リン中毒から回復に向かっている途中で、再び憎悪し、重い症状を呈することがあり、中間症候群と呼ばれる。
 
・ 有機燐には、発癌性や変異原性、催奇性、生殖毒性、ホルモンかく乱作用などの特殊な毒性を示すものがある。皮膚刺激や感作性がある有機燐剤もある。
 
runより:有機リンは怖いです、神経毒なので自律神経だけでなく末梢神経までやられてしまいます。

生物にとって毒とは人間にも毒だという事です。