・環境汚染問題 私たちと子どもたちの未来のために
http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/
・http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/archiv/chemicals_in_general/NCI%202012%
20aromatherapy%20and%20essential%20oils.pdf
アロマテラピーと精油類(PDQ®)
Aromatherapy and Essential Oils (PDQ®
2012 年2 月8 日 渡部和男訳
米国国立がんセンター(2012)
概要
この補完代替医療(CAM)情報の要約は癌患者の生活の質改善のためにアロマテラピーと精油類とが使用される概要を主に示す。
この要旨で、アロマテラピーの簡単な歴史や実験研究や臨床試験のレビュー、アロマテラピー使用により起こりうる悪影響などを示す。
この要旨には重要な次の情報がある。
・アロマテラピーとは肉体や情動、精神的幸福の改善(ウェルビーイング)に植物(花やハーブ、樹木)からの精油(揮発性精油としても知られる)を治療に使うことである。
*
* essential oil
・アロマテラピーは主に一般的幸福のための支持療法として患者が使う。
・アロマテラピーは標準的治療と同様に、他の補完治療類(例えばマッサージや鍼治療)とともに使われる。
・精油類は水蒸気蒸溜や圧搾により芳香植物材料から抽出された揮発性液体である
;化学溶剤で生産されたオイル類は真の精油類と見なさない。
・精油類は米国内で吸入と局所治療のために入手できる。
局所治療は一般に希釈して使われる。
・アロマテラピーは経口摂取で使われることは広くない。
・アロマテラピーの影響は脳の情動センター、辺縁系への精油類中臭い物質の影響によると理論化されている。
アロマオイル類の局所使用は抗菌や抗炎症、麻酔効果を及ぼすかもしれない。
・動物研究は特定の精油類の鎮静や刺激効果および、行動や免疫系への好ましい影響を示す。
人間での機能イメージング研究は辺縁系や情動回路への臭いの影響を支持する。
・人間の臨床試験は重大な病気を持つ患者や他の入院患者で主にストレスと不安の治療にアロマテラピーを研究した。
癌がある患者が関係するいくつかの臨床試験が発表されている。
・アロマテラピーは吸入や希釈した局所使用により投与した場合プロファイルは比較的低毒性である。
・アロマテラピー製品類は特定の疾患類を治療すると主張しないので、米国食品医薬品局の認可を必要としない。
この要旨中で使われる多くの医学や科学の用語はNCI 癌用語辞書に(各祖油で最初に使用された所で)ハイパーテイストリンクされている。
辞書は素人向けである。
リンクされた用語がクリックされると、別のウィンドウで定義が示される。<以下省略(訳者)>
[この翻訳でリンクしません。必要な場合は原文にあたって下さい(渡部)]
*は渡部による注