・20 量子ドット
現在の量子ドットの国内販売は研究用試薬に限られる。
※量子ドット(quantum dot)は、主に半導体の結晶成長や微細加工によりナノメートル領域(数nm~20nm 程度)の3 次元構造中に電子を閉じ込めたものである。
量子ドットを蛍光体として使用する場合、従来の蛍光色素に比べて発光強度が高く安定である、あるいは、蛍光波長が粒径のサイズによって可変である等の特性から、微量の生体組織・細胞の標識としての活用が可能である。
現在の量子ドットの国内販売は研究用試薬に限られる。
なお、量子ドットは、上記以外にも、超高速計算が可能な量子コンピューターへの応用も検討されている。