各ナノマテリアル概要7 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・7 酸化チタン


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・※酸化チタン(TiO2)は、ダイヤモンドより高い屈折率を有する・可視光を吸収しない・化学的安定性に優れるなどの特徴があり、白色顔料や紫外線吸収剤として塗料・化粧品などの原料に広く使われている。

酸化チタンには結晶構造としてアナターゼ型、ルチル型、ブルカイト型の3 種類の結晶形態があるが、工業的に利用されているのはルチル型とアナターゼ型である。

ルチル型が最も安定であり、アナターゼ型は過熱によりルチル型に転移する。酸化チタンはナノ粒子化することで紫外線遮蔽効果を発揮するため、特に化粧品分野ではルチル型が日焼け止め商品を中心に広く使用されている。
また、アナターゼ型は光触媒機能(太陽光のみでセルフクリーニング、空気清浄、水質浄化、抗菌・防かびの機能を持つ)により、各種塗料への需要拡大が期待されている。