日本海のダイオキシン汚染と韓国の海洋廃棄物投棄 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議より
http://www.kokumin-kaigi.org/kokumin03_53_07.html
・日本海のダイオキシン汚染と韓国の海洋廃棄物投棄
国民会議食品ターム森脇靖子
韓国の海洋水産部の報告書(2006年12月)の一端が韓国のジャーナリストによって明らかにされました1 ) 。

最も衝撃的だったのは、廃棄物、畜産糞尿、下水汚泥などの海洋投棄( 黄海1 ヵ所、日本海2 ヵ所) です(昨年は880万トン)。

特に浦項(ポハン)沖から日本海への投棄が最も多く、浦項沖の海底堆積物( 底質)ではP C B やダイオキシン類の高濃度汚染が報告されています。

底質のダイオキシン類濃度と魚介類の汚染は比例するので当然、韓国の沿岸魚のダイオキシン類濃度は以下に示すように相当高い値です。
朝鮮半島東側、釜山の北に位置し、日本海に面した浦項といえば山陰沖とは目と鼻の先。

対馬海流の流れは複雑で、三分岐説、蛇行説がありまだ詳細に解明されていませんが、対馬海流に乗って、ダイオキシンやP C B などの汚染物質は日本海を北東に向かって北海道方向へ移動することは確かです。

最近ニュースで報道された北九州市や長岡市などの日本海沿岸部の光化学スモッグ注意報のように海の化学物質も海流にのって拡散するのはありうることでしょう。
日本海の魚介類のなかで高濃度のものが数種類あることは、水産庁の平成11年度から17年度の魚介類調査( 「魚介類中のダイオキシン類の実態調査について」)でも明らかにされていました。特に顕著なのは、ハタハタ、ポッケなどの魚やズワイガニやベニズワイガニです。

しかしながら、その汚染源は不明のままです。


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