・ぜん息などの情報館(一般の方)より
http://www.erca.go.jp/asthma2/
・思春期の患者さんが医療機関にかかる場合、「小児科」または「内科」の選択で迷うこともあるでしょう。
多くの病院では、15歳以上の初診の患者さんは内科を受診することが多いようです。
小児期から受診している場合は、15歳を過ぎても同じ主治医に引き続きかかったほうがよい場合があります。
いつ内科へ移行するかは、主治医と相談のうえ、決めましょう。
小児ぜん息から移行する場合
小児科の主治医が書いた紹介状(発症してから現在までの経過や行った検査の結果、使用している薬について書かれたもの)を持参すると、今後の治療にとって大変参考になります。
主治医に相談して、書いてもらいましょう。
また、今まで続けてきたぜん息日誌やピークフロー値の記録がある人は、受診の際に持って行き、内科の医師に見せましょう。
.内科と小児科の違い
小児科に比べ、内科では急に「大人扱い」されたように感じるかもしれません。
内科に移って主治医が変わると、治療方針が多少変更になることがあります。今までの治療方法と異なるために、とまどうこともあるかと思いますが、ぜん息は体の成長や生活環境の変化につれて状況が変わり、それに合わせて治療を変更していく必要があります。
治療についての疑問は、主治医に十分納得がいくまでたずねましょう。わからないことはどんどん質問して、自分の判断で治療を変更したり、薬の使用をやめたりしないようにしましょう。
内科医とのつき合い方は成人ぜん息のページも参考にしてください。