医療法人 太陽会うしおえ太陽クリニック
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キレーション点滴療法とは?
キレーション点滴は、以下の目的で行います。
① 有害重金属除去
② アンチエイジング
③ 狭心症、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症の治療
① 有害重金属除去
キレーションとは、ギリシャ語のキレート(蟹のはさみ)を語源にしており、体内に入ったキレート剤が、有害重金属を挟んで体外に排出するデトックス作用を言います。
私達の生活の中で、有害重金属は身近なものです。
アルミ鍋や歯磨き粉にはアルミニウム、喫煙・排気ガスにはカドミウム、マグロなどの魚介類・農薬には水銀等……。
それらの毒素が栄養の吸収を邪魔して、せっかくのサプリメントも効果が充分に発揮されていない事があります。
デトックスで、体内の毒素を排出するだけで体調が良くなることもあります。
休んでも疲労感が取れない、よく眠れない等の症状がある方には検査をお勧めします。デトックスも、サプリメントの摂取と同じく重要な健康法なのです。
有害ミネラルの体への影響 アルミニウム 胃腸障害、食欲不振、筋肉痛など
ニッケル: 皮膚炎、脳卒中、無気力など
ヒ素 :疲労、胃腸障害、吐き気など
カドミウム :貧血、血圧上昇、脱毛など
水銀 :しびれ、うつ状態、情緒不安定など
鉛 :貧血、不安感、高血圧など
② アンチエイジング
キレーションはアンチエイジングの面からも注目を集めています。
加齢とともに、体の中で活性酸素による酸化が起きると言われています。
さまざまな疲労やストレスは、活性酸素を体内に増加させ、身体を酸化させていき、体調不良や老化、さらに癌などの疾病なども引き起こすといわれています。
③ 狭心症、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症の治療
キレーションは、元々は鉛中毒の治療薬でした。ところが、ある患者に投与したところ、狭心症まで改善したことから心臓病治療にも使われるようになりました。
しかし、この治療の有効性について、医師たちの間で長く論争が続いており、アメリカ国立健康研究所(NIH)の代替医療部門(NCCAN)とアメリカ先端医療会議(ACAM)により、心筋梗塞・狭心症の治療の効果について研究が進められています。
これまでの研究でキレーション療法は下記の病気に有用とされています。
•狭心症・心筋梗塞
•脳梗塞
•脳動脈硬化症
•閉塞性動脈硬化症
•加齢による視力低下
•糖尿病
•糖尿病性血管障害
•動脈硬化予防
など