国民会議ブックレット⑦『化学物質過敏症 治療・研究の最前線』 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議より
http://www.kokumin-kaigi.org/kokumin03_53_07.html

・国民会議ブックレット⑦
『化学物質過敏症 治療・研究の最前線』CSプロジェクト座長 網代 太郎
 国民会議ブックレット⑦『化学物質過敏症 治療・研究の最前線』が発刊されました。

このブックレットは、(1)2009年10月に開かれた国際市民セミナー「化学物質過敏症 治療・研究の最前線」での講演等、(2)シックハウス症候群・化学物質過敏症(CS)に関連したトラブルの解決事例集――の二本立ての内容です。
 多くの方々の場合、シックハウスやCSは、突然ふりかかる災難です。

だれに相談して、どう対処すれば良いか、発症者や家族自らが一から情報収集しなければならないことが多いと思います。

また、既にCS等を発症している方は、日常生活や就学、就労で様々なトラブルに直面します。
 当国民会議は、CS等に関連したトラブルを裁判やその他の方法で解決した事例を集め、同様の事態に直面した方々の参考にしていただこうと、CSプロジェクトを立ち上げ、事例を収集。

そのうち17例を掲載したのが上記(2)です。

裁判になった場合、判決まで至れば報道や判例集で第三者も知ることができる場合がありますが、和解で終わった場合はその情報はあまり表に出てきません。

しかし、和解の中には、被害者側に有利な「勝利的和解」のケースもあり、そのような事例も収録しました。
 (1)のセミナーでは、ドイツで化学物質過敏症の診療に取り組むルノー医師、CSを含む環境病を統一的に説明する「TILT」概念をまとめた米国のミラー教授、そして、日本でこの病気に先進的に取り組んでいる石川哲名誉教授、柳沢幸雄教授から貴重なお話を収録させていただきました。
 化学物質過敏症を心因性であると強調する「相談マニュアル」が厚労省によって全国の保健所等へ配布されたことをきっかけに、CSプロジェクトチームに加え、CSに取り組んできた建築家、ジャーナリスト、発症者等からなる実行委員会によって、このセミナーを開催しました。
 本ブックレットは、CSが科学的に診断され理論やデータに基づいた治療が可能であること、そして、困難の中にある発症者が解決できる可能性を示しています。
 CS・シックハウスは、予防態勢、とりわけ発症者の支援態勢が、いまだ十分ではありません。

状況を改善するために、ぜひ本ブックレットをご活用いただきたいと思います。CSプロジェクトとしても、政策提言へつなげていく方針です。
◎ご注文の方法
■販売価格
 1冊850円(会員500円)+ 送料(ただし、10冊以上まとめてご購入される場合は、送料は国民会議で負担します)
■購入方法
 国民会議事務局へ、ファックスもしくはメールにてお申し込み下さい。
  国民会議事務局ファックス 03-5368-2736
  メールアドレス kokumin-kaigi@syd.odn.ne.jp
 申し込みに際しては、
1.希望冊数(例: 国民会議ブックレット⑦「化学物質過敏症」(  冊))
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