・ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議より
http://www.kokumin-kaigi.org/kokumin03_53_07.html
・世界で起きたミツバチ減少と大量死
2007年春までに、北半球のハチの4分の1が消えた!
★ミツバチ大量死やCCDが起きた国
フランス・ベルギー・イタリア・ドイツ・スイス・スペイン・ギリシャ・オランダ
スロベニア・イギリス・中国・アメリカ・カナダ・ブラジル・インド・台湾・ウルグアイ
オーストラリア・日本
●原因は? ダニ・ウイルス・ストレス・温暖化・栄養失調・ネオニコチノイド系農薬
世界中でミツバチの大量死や数の減少が報告されています。
1990年代にヨーロッパ諸国ではじまったこの現象は、蜂群崩壊症候群(ほうぐんほうかいしょうこうぐん:CCD)とよばれていますが、2010年現在、米国、カナダ、中南米、インド、中国、日本などにも広がっています。
CCDの特徴は、
①巣に働きバチがほとんど残っていない
②死骸がみつからない
③巣には多数の蛹が残っている
④巣には貯蜜や貯花粉が残っている
⑤多くの場合巣に女王バチが残っている
などです。
原因については、地球温暖化によるダニなど病害虫の増加、森林伐採による生息地や蜜源となる花の減少、それにともなう栄養不足、ウイルス感染の拡大、そして、人間の都合で家畜化されたこと、蒸し暑いビニールハウスなどで農作物の受粉に酷使されるストレスなどがあげられています
しかし、それらの中で最も直接的な原因とみられているのが、ネオニコチノイド
系農薬(以後、ネオニコチノイドとも表記)です。
巣にもどれなくなったのは、神経を直撃するネオニコチノイドにより方向感覚、帰巣本能がおかしくなったのではないかと考えられるのです。