解離性同一性障害5 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・用語 [編集]システム
system。この疾患の患者個人が持つ全ての人格状態とそれらの関連、それらを取り巻く全ての精神的要素などを1つの体系とみなし、便宜的にこう呼ぶ。

人格システムともいう。
人格状態 ego stateの訳語。

システムに複数見られる、あたかもそれぞれが一個人かのように独立した自我状態のこと。

名前、性別、年齢などが戸籍上のものと異なる場合もある。

単に人格(personality)と呼ぶこともある。同一性(identity)とも。
基本人格 original personalityの訳語。

オリジナル人格とも。

出生時に持っていた本来の人格。複数の人格状態を持った時点で基本人格は失われるとする見方もある。
主人格 host personalityの訳語。

基本人格と混同されがちだが、こちらは普段外的に活動している時間が長い人格のことを指して呼ぶ。

戸籍上とは異なる名前を持っていたり、ある時期から主人格が別の人格状態に交代するケースも珍しくない。
交代人格 alter personalityの訳語。

主人格かつ/または基本人格以外の人格状態を指す場合が多い。
保護人格
保護者人格とも。交代人格のうち、システムやその肉体を守る行動を取る人格。

これとは逆に肉体や精神に意図的に危害を加えようとする人格もまた存在する。
ISH
Inner Self Helperの略。

「内的自己救済者」。

ラルフ・B・アリソンが1974年に最初に提唱した概念で、アリソンは、誰もが持つ「超自我」または「理性」が人格システムに見えている状態がISHであるとした。

アリソンの考えに従えば、ISHは統合の対象とはならず、通常システムにつき1人しか存在しないことになる(ただしアリソン自身、複数のISHが「階層的」に存在するケースを認めている)。

ISHの本質については、リチャード・P・クラフトがアリソンのものよりも曖昧な定義を発表するなど、専門家の間や熟練した治療者の間でも意見の相違がある[2]。
統合
integrationの訳語。人格状態同士を結びつけることでシステム中の人格状態の数を減らすこと。

狭義には人格状態を1つにすること。以前はこの疾患の治療目的と考えられていた。
診断基準によるこの疾患の名称の相違 [編集]DSM-III(1980) Multiple Personality Disorder(略称MPD), 和名 多重人格障害
親カテゴリ: Dissociative Disorder, 和名 解離性障害
ICD-10(1992) Multiple Personality Disorder(略称MPD), 和名 多重人格障害, ICD10コード F44.81
親カテゴリ: Dissociative [conversion] disorders, 和名 その他の解離性[転換性]障害
DSM-IV(1994) / DSM-IV-TR(2000) Dissociative Identity Disorder(略称DID), 和名 解離性同一性障害
親カテゴリ: Dissociative Disorder, 和名 解離性障害
現在はDSM-IV / DSM-IV-TRに従い解離性同一性障害と呼ぶのが一般的である。