携帯電話使用による脳腫瘍の危険性推定2 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・8 予防原則 簡単にいえば、予防原則とは、もし問題があるかもしれないとの何らかの証拠があり、低いか又は費用のかからないで行うことのできる改善手法が可能であるならば、その場合にはその行動が正当化されるという政策である。

くだけて言えば、我々のいう“後悔よりもより安全に”である。携帯電話が脳腫瘍を引き起こすと考えるならば、それによる公衆の健康コストは大きなものになる。

携帯電話放射線の吸収が数ケタもの強度低下になるのなら、このことは簡単な方法である。

携帯電話放射線は、携帯電話からの距離の2乗で減衰する。結果として、距離の僅かな変化でさえ劇的な効果を示す。

例えば、携帯電話を使用している人が耳にくっつけている場合は、頭から2mmの位置に携帯電話があるが、もし携帯電話を頭から200mm(100倍の距離)にすると、この距離の変化が、頭の放射線吸収を10000倍にも弱くできる。
携帯電話に結線したヘッド・セット(無線ヘッド・セットではない)を使用すれば、携帯電話が耳に直接に近づかないので、その場合には携帯電話放射線の吸収は強度で数ケタも弱くなるだろう。

適切な予防原則の行動は、耳においていた携帯電話を移動させ、携帯電話に直接結線したヘッド・セットに置き換えるように、携帯電話・企業に指令を出すべきである。

コストはほぼゼロ(もしかすると、通話コストが節約になるかもしれない)になるだろう:携帯電話そのものにあるスピーカーを離して、もう一つのスピーカーを追加しよう(AKAヘッド・セット)。
9 結論 企業支援のインターフォン研究は、携帯電話使用による脳腫瘍の
危険性はないと公衆に保障している。

だが、そのデーターを徹底的に調べると、携帯電話使用は脳腫瘍から使用車を保護する(P=6.2x10-20)というあやしげな結果になる。そのデーターをよりもっともらしく説明すると、その研究の立て方からして携帯電話使用と脳腫瘍とが関連しあっている。

スウェーデンのチームの研究は、企業支援と無関係だが、携帯電話使用とコードレス使用とによる脳腫瘍のリスク増加を報告している。

企業支援の“科学”が、毒物販売禁止を遅らせたような効果ある働きをした長い歴史、場合によると100年も、は予防原則の適応によって納得のいくように議論されることになる。

このことは、携帯電話が脳腫瘍の原因になるかもしれないことによる、特別に巨大な公衆の健康インパクトにかんがみて、特に大切である。

予防原則は明白にこの場合には応用される。何故なら、その問題が確実ではないとしても、可能性があり、低コストで改善することを企業は簡単に行うことが出来るからである。

30億人もの人々が携帯電話を使用し、最も良く使用している人々の中には子供もいるわけで、これらの市民を守るために、政府が予防措置を命ずる時である。
(翻訳:荻野晃也 2009.4.13)


runより:電磁波過敏症では無いのですが電磁波がガンを引き起こす説は根強いです。

細胞レベルに影響を与える電磁波、増える事はやはり好ましくないようです。