・症状 [編集]
疲労感: 身体・精神両方に激しい疲労感が生じる。
運動・精神活動によって疲労感が増すが、休息や睡眠による回復は遅い。
疲労の程度には個人差があり、何とか働ける程度から寝返りも打てない者もいる。
患者の約4分の1は、外出が困難か寝たきりの状態である。
CDCの調査[1]によると身体的活動レベルは、多発性硬化症(MS)・後天性免疫不全症候群・全身性エリテマトーデス・関節リウマチ・最終段階の腎不全・慢性閉塞性肺疾患等の病気と匹敵すると報告されている。
痛み: 筋肉痛や関節痛(発赤や腫れがなく、移動性)・頭痛・リンパ節の痛み・喉の腫れ・腹痛・顎関節症候群・顔面筋疼痛症候群
知的活動障害: 健忘・混乱・思考力の低下・記憶力の低下
過敏性: 羞明・音への過敏・化学物質や食べ物への過敏。アレルギー症状の悪化。
体温調節失調: 悪寒や逆に暑く感じることがある・微熱
睡眠障害: 睡眠により疲れがとれない・不眠・過眠・はっきりした夢を見やすい。
精神障害: 感情が変わりやすい・不安・抑鬱・興奮・錯乱・ミオクローヌス(レストレスレッグ症候群)
中枢神経障害: アルコール不耐性・筋肉の痙攣・筋力低下・振戦・耳鳴り・視力の変化
全身症状: 口内炎・朝のこわばり・頻尿・体重の変化・動悸・甲状腺の炎症・寝汗・息切れ・低血糖の発作・不整脈・過敏性腸症候群・月経前症候群・発疹