文部科学省衛生管理マニュアル第2章 14」 | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

○ コンピュータ教室等の照度
コンピュータ等の機器の使用は、専用の教室を設け、照度及び照明環境にも配慮できることが望ましいが、従来の普通教室等をコンピュータ教室等として利用する場合でも、机上の照度は500~1,000 ルクス程度が望ましいとされている。また、機器の前後及び左右の間隔は十分にとり、影を少なくするよう配慮するとともに、画面にも反射や影がないように留意する(図Ⅱ-1-7参照)。
○ テレビやコンピュータ等の画面の垂直面照度テレビやコンピュータ等の画面の垂直面照度は、100~500 ルクス程度が望ましいされている。
また、目の疲労の原因にならないようにするため、画面に強い光が当たらないよにするとともに、周囲の明るさ(壁面照度)を確保することが大切である。
○ 日本工業規格 Z 9110 に規定する学校施設の人工照明の照度基準
日本工業規格 Z 9110(平成22 年1 月現在)には、表11 に学校における領域、作業又は活動の種類別の基準、表23~25 に運動場及び競技場の基準が示されている。学校の運動場・競技場の基準は、表23~25 の練習又はレクリェーションに準じるとされている。下表中の.m(維持照度)は、ある面の平均照度を、使用期間中に回らないように維持すべき値を示す。もし、視覚条件が通常と異なる場合には、設計照度の値は、推奨照度の値から下記に示す照度段階で少なくとも1 段階上下させて設定してもよいとされている。
次に示す場合には、設計照度を高くすることが望ましい。
a) 対象となる作業者又は活動者の視機能が低いとき
b) 視作業対象のコントラストが極端に低いとき
c) 精密な視作業であるとき
次に示す場合には、設計照度を低く設定してもよい。
d) 対象が極端に大きい、又は対象のコントラストが高いとき
e) 領域での作業時間又は活動時間が極端に短いとき
照度段階
照度の違いを感覚的に認識できる最小の照度の差異を、ほぼ1.5 倍間隔とする。照度段階は、次による。
1, 2, 3, 5, 10, 15, 20, 30, 50, 75, 100, 150, 200, 300, 500, 750, 1000, 1500, 2000, 3000,
5000, 7500, 10000, 15000, 20000lx
図Ⅱ-1-7 CRT 画面に映り込む照明
―― 4444 ―― 表11-学校(抜粋)
領域、作業又は活動の種類 .m(lx)
精密工作 1000
精密実験 1000
精密製図 750
美術工芸製作 500
板書 500
キーボード操作 500
作業
図書閲覧 500
製図室 750
被服教室 500
電子計算機室 500
実験実習室 500
図書閲覧室 500
教室 300
体育館 300
学習空間
講堂 200
保健室 500
研究室 500
職員室、事務室 300
執務空間
印刷室 300
会議室 500
集会室 200
放送室 500
宿直室 300
厨房 500
食堂、給食室 300
書庫 200
倉庫 100
ロッカー室、便所、洗面所 200
階段 150
非常階段 50
廊下、渡り廊下 100
昇降口 100
共用空間
車庫 75
表23-運動場及び競技場その1(抜粋)
競技場、競技種目及び/又は競技区分 .m(lx)
柔道
剣道
フェンシング
練習 200
相撲
ボクシング
レスリング
練習 200
弓道 ターゲット 300
アーチェリー


レクリェー
ション 射場 100