埼玉県教育委員会の場合23 | 化学物質過敏症 runのブログ

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Q4 ホルムアルデヒド等の化学物質による室内空気汚染状況を簡単にチェックする方法はないか?
A4 ホルムアルデヒド等化学物質について、学校環境衛生の基準で定められた基準値、臭いを感じる閾値(最小値)、刺激を感じる閾値、労働作業環境下の許容濃度の関係をまとめると表のとおりとなる。
臭いを感じる閾値には個人差があるが、外部から教室等に入ったとき不快な臭
いを感じるようであれば、基準値を超えている可能性がある。
なお、基準値は安全を見込んで設定された数値であり、一般人であれば基準を
超えたから即健康被害が発生するわけではない。しかし、基準値は一般の大人を対象に設定されたものであり、子供の場合は基準値以下であっても健康問題が発生する可能性もある。従って、不快な臭いの有無は誰にでもできる簡単なチェック方法である。不快な臭いのする教室等がある場合は、まず換気対策を講じ、必要に応じ学校薬剤師の指導助言を受けて簡易検査を行うなどして、環境衛生活動を徹底する必要がある。
(単位PPM)
物質名 基準値 臭気閾値 刺激閾値 許容濃度
ホルムアルデヒド 0.08 0.08 0.4 0.5
トルエン 0.07 0.48 100 50
キシレン 0.20 20 200 100
P-ジクロロベンゼン 0.04 15 80 -
※1 数値は厚生労働省室内空気中化学物質についての相談マニュアル作成の
手引きより引用
※2 許容濃度は労働衛生上の作業環境中の濃度
※3 刺激閾値を超える場合は、シックハウス症候群を発症する可能性大