埼玉県教育委員会の場合19 | 化学物質過敏症 runのブログ

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あア 化学物質に過敏に反応する児童生徒への対応フローチャート
以下は化学物質過敏反応児童生徒等の対応フローチャートの参考例である
化学物質過敏反応児童生徒等の対応
フローチャート
対応プラン
保護者の要望
専門医の診断・意見
確認・協議
過敏反応のレベルに応じた対応
学校見学
健康観察・情報交換
過敏反応児童生徒・保護者レベル1:通常の学校生活可能
レベル1:通常の学校生活可能

レベル2:個別配慮で通常の 
     学校生活可能
レベル2:個別配慮で通常の 
     学校生活可能
レベル3:個別配慮をしても学
      校生活の一部に支 
      障あり
レベル3:個別配慮をしても学
      校生活の一部に支 
      障あり
レベル4:個別配慮をしても通
      常の学校生活は困 
      難(登校は可)
レベル4:個別配慮をしても通
      常の学校生活は困 
      難(登校は可

ベル5::登校不能
※過敏反応レベル
◇ レベル1
学校環境衛生の基準で定められた基準値を超える濃度の特定化学物質に曝
されなければ、通常の学校生活に支障はない。
◇ レベル2
学校環境衛生の基準等で定められた基準値以下の濃度であっても、特定化学
物質に曝されると体調不良を発生するが、換気等によって特定化学物質の濃度
を低減化すれば通常の学校生活は送れる。
◇ レベル3
一般の児童生徒等が反応しない極微量の特定化学物質に過敏に反応し、体調
不良を発生して一部の学校生活に支障が出るものの、特定化学物質を避ける個
別的配慮によって学校生活は送れる。
◇ レベル4
一般の児童生徒等が反応しない極微量の多種類の化学物質に過敏に反応し、
体調不良を発生するため、通常の学校生活は困難であるが登校はできる。
◇ レベル5
一般の児童生徒等が反応しない極微量の多種類の化学物質に過敏に反応し、
体調不良を発生し登校できない。

イ 過敏反応レベルに応じた対応
(ア)レベル1
教室等の特定化学物質の濃度が常に学校環境衛生の基準以下となるよう、取組
方針2のシックハウス症候群、化学物質アレルギーの予防措置を徹底する。
なお、教室等の空気環境に影響を与えるおそれのある工事、備品搬入、薬剤の
使用等が予定される場合はあらかじめ、特定化学物質に過敏に反応する児童生徒
の保護者に工事等の内容を連絡し必要な配慮事項を協議する。
(イ)レベル2
過敏反応レベル1の対応に加え、可能な限り教室等の特定化学物質濃度が低くなるよう換気等を徹底するほか、特定化学物質に過敏に反応する児童生徒等が通常の学校生活を送る上で必要な配慮事項を保護者と協議する。
(ウ)レベル3
過敏反応レベル1、2の対応に加え、特定化学物質に過敏に反応する児童生徒
等が学校生活を送る上で支障のある事項に対し、対応可能な事項を保護者と協議する。
(エ)レベル4
過敏反応レベル1、2、3の対応に加え、化学物質に過敏に反応する児童生徒
等が可能な限り学校生活が送れるよう代替教育など対応可能な事項を保護者と協議する。
(オ)レベル5
明らかに健康上の理由から登校ができない場合は、訪問教育などの特別支援を保護者並びに関係者間で協議する。