では、浮気が発覚した男性が(女性もですね)なぜ、逆ギレするのか?
についてご説明しますね。
前回、ご紹介した私の実体験で登場した男性は、実はとても悪いことをしたと
感じていたんですね。
でも、態度は超偉そうです。
とてもじゃないけど、反省しているとか、悪いと思っているようには感じられない
ふてぶてしい態度でした。
しかも逆ギレです。
彼は、私にホテルの領収書を渡してしまった時点で、「やってしまった!」
「怒られる!」「傷つけてしまった!」と、とても強く感じたのです。
心理学でいうところの罪悪感を、とても強く感じたわけです。
罪を犯した人間は、罰せられる!
そう思った彼は、自分は罰せられる。つまりは、責められる!と感じたわけです。
ですから、すぐさま防衛に徹したのです。
認めてはダメだ!攻撃が激しくなるぞ!
何とかこの場を切り抜けねば!
ですから、話しがメチャクチャになるんですね。
対して私は、何とか彼に罪を認めさせようと、正論で彼につめよります。
形勢がますます不利になってきた彼は、つじつまが合わなくなってきた話しを
もうどうすることも出来ません。
このまま話を続けると、正論にはかないません。自分の罪を認める羽目になります。
もう話しを続けることは出来ませんから、逆ギレとなるのです。
罪悪感という感情は、まず自分を責めます。
自分を責めて責めて責めまくって、これ以上耐えれない!となると、相手を責めだすのです。
「俺は、悪いと思ってるんだ!なのにその俺を、なおも責めつづけるお前は、ひどいやつだ!」
というわけです。
これが逆ギレなんですね。
ついでに言うと、悪いと思えば思うほど、相手に近づきにくくなるのです。
ですから、ご機嫌をとるなどとても出来ませんし、浮気がバレた旦那さんの帰宅時間が
どんどん遅くなるという現象が起こります。
私は、この事件があった当時
「彼は、悪いことをしたと思っていないのだ。」
「私が傷ついていることなど、気にしていないのだ。」
「私は、大切にされていないのだ。」と感じていました。
ですから、とても悲しくてつらかったのですが、実は彼は罪悪感を感じていて、悪いと思っている
のだと言うことを、心理学を学ぶようになってから知って、ビックリしたのでした。
なーーーんだ、私ってば愛されてたのね~
だからといって、浮気の事実をすんなり許せるわけではありませんが
愛されていたのだと理解できると、少しは彼への対応も違っていたかもしれません。
まだまだ、「あの時知りたかったよ!」シリーズは、続きますので、お楽しみに~