秋ですネ・・・
秋と言えば空(あきとも読む)・・・

天高く突き抜けるような青空・・・
そして女心と秋の空と言うように今日は晴れても明日は判らない
秋雨前線がもうそこまで来ているよ
秋の夜長に思うことが
オレ的には人生を振り返り想うことしか・・・・
この歳ではそんなものでしょう

ハナミズキが紅葉してきたから・・・
今年もあとわずか・・・
赤い実を求めて小鳥が毎年とんでくる。
そんな平凡な日常の繰り返しが続くのだ。
恋と愛は経験から思うに
恋は理性がない独りよがりでなものである
オレの哲学において恋というものは片思いにおいて成立するものである
だからこそ人間は恋をすれば苦しく自分のことよりも相手の幸せばかり考える
片思いこそが・・・一番美しい恋のかたちなのであろう
絵具でも美しいものと美しいものが混ざり合えば最後は黒い色になる
だけどオレは欲張りなのか
作品を創る時に初めからBLACKを使えばいいのに塗りこめてBLACKにしてしまう
人はそれを失敗と言うけれど
オレにとっては恋に堕ちるように釣瓶落としのように
明るい今から暗い底の見えない井戸の底に堕ちて行く思いと同じ感覚で
透き通ったBLACKよりドロドロとしたBLACKをよく使った

姫は 暗い汚い絵をよく描くネ・・・って いつも嫌味を言ってたものだ

今は手が痛くてもう筆は握れない・・・・握力がなくなった
PCを打つのがやっとである

暗い汚い絵・・・それは恋に生きたオレの証なのだと画家仲間に行ったことが有る。
相思相愛・・・愛は恋より気高いが
女心は掴めないし相思相愛は幻だと結婚する後輩に言ったよ
結婚は地獄の苦しさ まどっこしさがあるから
すれ違う心に片思いの人生に祝福あれ

お互い自分の気持ちで相手に片思いして死ぬまで生きていたいと・・・・
そしたら・・・辻さんは今でも恋しているのかって聞かれたよ

そうさ・・・抜け抜けとオレは今でも片思いの恋をしているのかも

喧嘩ばっかりしている片思いの恋

姫を愛すだけの甲斐性もない旦那さんだから ガハハハハハハハハハ
愛すと言うことは愛されたいという見返りが付く
愛すと言うことは言葉でなく現実に物も金もすべてに満足させられる人のセリフだから
オレは愛されなくてもいい見返りはいらない片思いのままで人生を終わらせる積りだよ。
卑怯な男だと思うが・・・

まぁ 出来るだけ頑張って生きている限り片思いで尽くすよ・・
良い手本にはならないかも・・
よくケンカもするし・・
相愛ではないのかも・・淋しい恋の中で暮らしているよ

女は勝ってで 現金で 都合がいいから
うちの姫は夫モラハラだと言ったり パパが死んだら夫ロスになるかもしれないって言ったり
かなりののストレスが溜まっていそうだよ
オレの愚痴になるけれど姫にはもっと幸せな人生が有った筈だと結婚を後悔することすらあるのだから・・・
30年余り世間では考えられない24時間一緒に行動して暮らしているのだけれど
姫の心は掴めないのだよ・・とも言ったよガハハハハハハハハハ
結婚てそんなものですか
・・・と


四十中半で初婚の後輩に言われて
まぁ 勝手に自分の想いで彼女のこと惚れてやれよ・・・・
好きなんやろう

相思相愛なんて続かない覚悟でお前の片思いの人生でイイのと違うの
絵描きはオレを含めて変人で変わり者が多いから
余り深く考えるなよ
いつ売れるか売れないか判らないし
オレみたいに一生売れなくて貧乏絵描きで終わる奴もいるのだからガハハハハハハハハハ
うちの姫なんか結婚した時からパパの介護に来たようなものだといつも言ってるよ

まぁ 〇〇君の 嫁も苦労するだろうけれど・・

おめでとう・・頑張れよ