車で1時間と少し・・・中途半端に遠いこともあるし
今・・・墓を守るのはオレだと父が亡くなった時 母と墓を改修した時の頃を思い出すが
小さなご先祖様のお墓が墓地の敷地内に並んで建立されていた
お墓参りに母を連れて行くときは墓花を30対位・・・
オレも元気だったし母がお参りに行きたいと言えば月に2回でも車を走らせた




もちろん・・・姫もよく一緒にお参りしたものだが
花代だけでも大変な出費で寄せ墓なら・・・2対で済む

始めはそんな不謹慎な考えが心の隅に正直あったのだが・・・・


墓地が広いので古いご先祖様のお墓はまとめて寄せ塚にして地蔵さまを新たに建立

そして辻家の墓という寄せ墓を建立

50年以上過ぎたご先祖様の供養に五輪塔を建立

立派な墓なのに周りから土砂が流れ込んではと

墓花代の何十年分が・・・・計算が出来ていないって・・・

そんなもの 計算するものではナイって・・・でも

今は五輪塔に1対 辻家の墓に1対 地蔵さんに1対で・・・墓花代は5分の1に

ソレに墓地に炭と清め塩をかなり投入したから
雑草が5年は生えにくいから・・お掃除が楽くになるよう・・・罰当たりなオレらしいズボラな考え
でも・・・その墓におふくろを入れても オレは入らないと思う
もう すでに 赤字でオレの俗名が彫ってあるのだが・・・
「私のお墓の前で泣かないでください そこに私はいません」という歌詞の歌が数年前に流行りましたが
オレの骨は墓石の下の骨箱には入れて欲しくないし
閉じ込められるオレでないから・・

流れて動く水の中・・・そう 海が良いのだ

いつまでも自由で・・・ニューカレドニア ヌメアの海にでも散骨が理想なのだけれど

妹に言ったら・・・お金次第ですから・・・だって・・・¥
兄ちゃんなら 大阪湾・・南港から散骨と言うよりも捨てて置いてあげるからだって

オレ的には遺った者がお墓を維持するのは大変だから
墓仕舞いとも考えている位なのですが
お墓やお仏壇という場所は ある種の結界のような場所であり、
故人や先祖に対して心で話をする場という感覚を持つひとも多いと思うのですが
ならば そんな結界は無くても お空の雲に手を合わせて 心で話をしてくれれば
悔することも 戒められることも無いし、
だから戒名なんて要らないし
ただ オレの人生浮き草、雲の如く ひねもすのたりのたりと
オレはお墓よりその方が嬉しいです。