厳しい金融の津波に吞み込まれた人が・・・今年も荒れ気味な為替市場 ! | クリスタルのトイプードル、ヨークシャーテリア、マルチーズちゃんブログ

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FXをしている人はこの為替の津波をどの様に・・・損害は金融市場に歴史に残る破産者を出したのではないか
 
1000万円で投資している人が5分で1500万円損をする計算
 
元金が0円に…で追証の損金が500万円・・・合計1500万円損金の発生
 
無制限介入の終了によるフラン急騰を防ぐため、
 
スイス中銀は声明で「必要なら為替市場での(介入の)活動を継続する」と強調。
 
さらに、22日から始めるマイナス金利の幅を、
 
昨年12月に発表していた年0.25%から、年0.75%に拡大することも決めた。
 
でも そんなの関係ない
 
実態経済でない相場のマイナス150%のFXの損失出す相場の動きに、
 
どれだけの破産者と自殺者がでるのだろう
 
金融の津波に吞み込まれた人が・・・・波
 
安全資産とされる円や国債に資金が流入、円高と債券高(金利は低下)が進行した 
 
日本の長期国債は10年持ったら必ず損という現在の利回りに投資家の買いが入る
 
世界の過剰流動性拡大は金融を引き締めているはずの中国で
 
短期金利が急低下するという異常事態が発生している。
 
最近の異常な状態・・・先が読めないネ・・

スイス中銀:上限撤廃 世界にフラン・ショック ECB緩和にらみ

毎日新聞 2015年01月17日 東京朝刊
 【ロンドン坂井隆之】スイス国立銀行(中央銀行)が15日、対ユーロでのスイス・フランの上昇を抑えるため導入していた無制限介入を終了し、1ユーロ=1・20スイスフランの上限を撤廃したことが市場に波紋を広げた。唐突な決定でスイス・フラン相場はドル、ユーロ双方に対して1割以上も急騰し、スイスの大手企業株が軒並み急落。「フラン・ショック」は16日の東京金融市場にも波及した。
 「きょうの中銀の行動は津波だ。輸出産業と観光、最終的には国全体にとってもだ」。腕時計大手スウォッチグループのニック・ハイエク最高経営責任者は声明で怒りをあらわにした。15日の欧州株式市場で同社の株価は16%も急落。代表的銘柄も総崩れとなり、同日のスイスの株価指数SMIは前日終値比8・7%も下落した。
 スイス国立銀は2011年から、フランのレートが上限を超えると巨額のユーロ買い・フラン売り介入で上値を抑えてきた。スイスは永世中立国で地域紛争の影響を受けにくく、国民1人あたりの金保有高も世界一であることから、スイス・フランは「有事の際の避難通貨」とされる。当時は欧州危機で、ユーロを売ってフランを買う動きが高まっていた。時計など輸出企業も多いスイス経済にとって、フラン高は大きな脅威。国立銀はたびたび「為替レートの上限値は、金融政策の柱」と繰り返してきた。
 それだけに、15日の決定は大きな衝撃を生んだ。国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事が「驚いた」と米テレビで苦言を呈したほどだ。スイス国立銀は、方針転換の理由を、最近のドル高・フラン安で「フランの著しい過大評価が解消されたため」と説明。だが市場関係者は、欧州中央銀行(ECB)が22日の理事会で本格的な量的緩和に踏み切る公算が大きくなったことが背景にあると見る。
 量的緩和で大量のユーロが出回れば、フラン買いの圧力が高まり、ユーロを買い続ける為替介入で抑えきれなくなる恐れがある。膨大なユーロを抱えてから上限を撤廃すれば、ユーロ急落でスイス中銀が巨額の含み損を抱えかねないリスクがあった、との見方だ。

 ◇急騰追い打ち、円高・株安

 16日の東京金融市場では、安全資産とされる円や国債に資金が流入、円高と債券高(金利は低下)が進行した。円高を嫌気し、日経平均株価は一時、500円超も急落した。原油価格下落やギリシャ政局不安など、世界経済を取り巻くリスクが浮上する中、スイス・フラン急騰が追い打ちをかけ、投資家心理の悪化に拍車がかかった格好だ。
 東京外国為替市場では、安全通貨とされる円が大きく買われ、一時、1ドル=115円台後半と約1カ月ぶりの円高・ドル安水準となった。ユーロに対しても1ユーロ=134円台後半と、約3カ月ぶりの円高・ユーロ安になった。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジストは「フラン相場や原油価格の不透明な状態が続けば、しばらくは円高基調が続く」と予測する。
 円高を受けて、16日の東京株式市場は売り注文が膨らんだ。東証1部の銘柄は9割近くが値を下げ、ほぼ全面安となった。日経平均の終値は、前日比244円54銭安の1万6864円16銭。来週以降に本格化する国内企業の決算は堅調とみられるため「今後、(日本株は)大きくは売られにくい」(野村証券投資情報部)との見方もあるが、「米国も含めて成長期待が落ちており、日米の株価はさらに下がる可能性が高い」(クレディ・スイス証券の白川浩道チーフエコノミスト)との指摘も出ている。【土屋渓、鈴木一也】