梅雨の晴れ間じゃないけれど・・!
お産の合間に・・今日しかナイと嫁と二人で・・・
暑い夜はヤハリ涼しいところへ・・・
パチンコ屋が涼しいと皆さんが言うが、パチンコに興味がなく行くことはナイから・・
嫁とエンタメに・・・
映画館は涼しいし、新型インフルエンザも治まったようだから・・
ちょっと暗くてやるせないプロレタリア文学でも観ようかって・・・!
もう今週一杯で終焉の映画「蟹工船」を観る事にした。
言わずと知れた小林多喜二の傑作小説
若い時に読んだが・・・
なんとも上滑りの地獄絵図とでも呼びたい軽い、「蟹工船」であった。
カムチャッカ沖の船上で蟹の缶詰を加工する蟹工船で働く労働者たちの
限界ギリギリの絶望は伝わってこない。

どこか線が細い、以前大奥の上様役をしていた
西島秀俊の悪徳監督ぶりは意外にも中々のものでしたが
過酷な重労働と横暴な支配者に対して、ついに立ち上がる姿を描く物語だが
演技がライト過ぎて共産主義のソ連の船上にユートピアを見るのなら、
時代設定を小説と同じにしたほうが・・・
下手なユーモア、シュールな映像を作り出そうとしている努力は買うが
つまらないTVの2時間ドラマの方がまだ見ごたえがあるのではナイか!

社会運動の根源、労働者と経営者、財閥と国・・戦争と大衆とか
多くの意味を盛り込んだ小林多喜二の傑作小説を映画化するにしては
あまりにもお粗末な映画としか言えない!
予算もなかったのだろうか・・・!
嫁は船室にネズミを走らせたら・・とか・・ダメだしをしていたよ!
点数を付けたら40点・・
本当は39点の赤点だよ・・久しぶりに不味い映画だったよ!
とにかく、食事もせずに急いで館内に入ったもので

↑・・のポップコーンとコカコーラーを一人で空にした。
嫁がお腹壊すよ!・・て・・ガハハハハハ
館内はオレ達夫婦ともう一人の3人の観客・・・で貸切状態・・でした。

3人の観客じゃ営業的にも赤字だろうが、この映画だったら当然の結果だと思う!
映画を観て外に出たらポップコーンの食べすぎで気持ちが悪くなったよ・・・ガハハハハハハ
今日も・・・又・・徹夜かも・・
お産予定の子を3胎連れ帰っているのだ!