政治の裏ドラマより面白い!
風前の灯の大阪をそんな覚めた目で見るのは不謹慎だが・・
あの郵政造反組、左藤章前衆院議員が川条氏敗れて落選した後も火花を散らしている。
左藤氏が次期衆院選に党公認での出馬を狙うのと、橋下知事の利害が合った!
納得である。
誕生・橋下知事:大阪府知事選/下 衆院選を先取り 大阪府知事選中盤の19日夕、大阪市内のホテルで開かれた左藤章前衆院議員を支援する 「あきらゴルフ会」のパーティー。衆院大阪2区の自民、公明の府議や市議ら約600人を前に、 橋下徹氏(38)が「ご支援をお願いします」と深々と頭を下げた。 「(左藤氏は)大阪2区は自分が仕切って、橋下を応援しているというシナリオにしたかった」。出席者はこう解説する。左藤氏は、自分の事務所から電話作戦を展開し、地元商店街では橋下氏の練り歩きにも同行した。 郵政造反組の左藤氏は、05年衆院選で自民の川条志嘉衆院議員に敗れて落選。義父で元法相の恵氏から受け継いだ地盤とアピールし、次期衆院選に党公認での出馬を狙う。 これに対し、落下傘の川条氏は地元の地方議員らと「全面戦争状態」(自民府議)。昨年4月の統一地方選の際、自民大阪2区支部長として、自分に批判的な府議・市議の公認申請を認めなかった。 川条氏は同じ派閥の二階俊博総務会長が開いたパーティーに、橋下氏を招いて対抗。投開票日、2人は橋下氏の選挙事務所に姿を見せたが、言葉は交わさなかった。自民府連幹部は「このまま2人がぶつかれば、民主に漁夫の利を与えてしまう」と危機感を強める。 × 知事選投開票2日前の25日早朝、大阪市内の地下鉄駅。「民主党推薦の熊谷貞俊さんをお願いしまーす」。05年衆院選で落選し、再起を期す民主の前衆院議員が声を上げる。 民主の小沢一郎代表は今月19日、衆院の19選挙区中13人の候補者らと会い、「知事選は衆院選と一緒と思え」と取り組み状況を調べた。候補者らは「票の出方によって差し替えもある」と恐れ、駅での辻(つじ)立ちやビラまき、中盤から倍増した電話作戦のノルマ6000件を必死でこなした。 投票結果は、大半の市町村で橋下氏にダブルスコアで大敗。前衆院議員は「民主支持層の4分の1が橋下氏に流れた」とショックを受けた。一方、別の衆院候補者は「知名度ゼロでも約100万票取れた。自民は知名度頼みの楽な選挙をしたが、こっちは衆院選に向けて足腰が鍛えられた」と思う。 29日、民主府議団総会に出席した熊谷氏は支援に感謝したうえで発破をかけた。「民主がまともに戦ったという評価はこれから出てくる。妥協することなく筋を通したら、衆院選は絶対勝てる」。政権交代を賭けた戦いは既に始まっている。(10面に「橋下ウオッチ」) × × この連載は、石川隆宣、犬飼直幸、大場弘行が担当しました。 毎日新聞 2008年1月30日 大阪夕刊
左藤恵の娘婿の左藤章話が出たので少し脱線して昔話しをしょう!
オレの父は三重県県人会で同郷でもある左藤 義詮(さとう ぎせん)の後援会で
彼をかなり応援していた!
後に大阪府知事になったがその時は親爺は大変な喜び振りであった。
息子の親爺より6歳下の左藤恵を熱心に応援し地域の後援会の支部長を一時していた
こともあった。
親爺は今 千の風になってこの頃の政治のドラマを天国から口角に唾を溜め、発言を
例の黒い手帳にメモっているのだろうか?
毎年正月には黒い表紙に金粉の押字で自民党員手帳と府議会手帳を
オレにもお年玉と一緒にくれた。
手帳には全議員の住所から電話番号、府下の警察の各部署の電話番号があり
記者クラブから全ての責任者の名前も電話番号も・・今では考えられない丸秘手帳を
高校生のオレが持っていた・・(色々外で問題があったときには助かったが・・へへ)
その左藤恵も羽田孜、小沢一郎らと行動を共にし自民党離党、新生党結成に参加、
また自民党に復帰して2000年娘婿の章に地盤を譲り政界引退。
親爺は章氏を知らない!
親爺が死んだ時、親爺の事を、駅で将棋倒し になっている自転車を通りすがりに見て
黙々と起こしていたとか、民生委員をしながら色んな人の小さい相談を受けて
裏方のつまらない事でも一生懸命な道徳的に好い人だったと言ってくれた。
困った方の悩みや相談を佐藤さんの処にお願いに通っていたようだ。
そして、力になってくれたようですが・・・!
金にもならん事に議論し、皆の為にと何かしでかすバカ親爺と思っていたことも・・
その頃オレは左に傾いていて、反抗期と重なって親爺とそりが合わなかった!
しかし、この歳になって親爺の考えに近くなり、同じになり、
そして少しは尊敬できるようになったが・・と云うより
親爺は人間として真似が出来ないほど偉かったとつくずく思う!
ちょうど今・・うちの家庭は昔のオレと親爺・・歴史は繰り返す・・・・・ガハハハハハ
だけど、若い青い息子の発言に昔の若いときのオレよりも
祖父さんに似たのか、オレの親爺のような道徳観や人を思いやる優しさがあるから、
純粋を否定することになるオレの世間なれした大人の考えは オレが死んだ後、
オレが改めて今になって尊敬する死んだ親爺ののように、息子に尊敬されるのであろうか!
もし・・尊敬されるとしたら、紆余曲折の人生でかなり息子がつらい目にあったり苦労した
と言う事なのだろうから、息子には順調に人生を送ってもらい、
死んだバカ親爺と尊敬されない方がオレとしてはうれしいのですが・・
かなり・・話は脱線しましたが・・・
しばらく、政治のドラマを楽しみます!
それしか・・何も力も無いから、どうする事も出来ないじゃないですか!